失敗しない独学向けの1級建築施工管理技士(第一次検定)対策のテキスト選び

さてGWも終わりに近づき、1級建築施工管理技士 第一次検定まであと1ヶ月程度ですね。

資格取得対策の勉強が遅れていても、マークシートで解答する第一次検定は主に知識問題、まだ十分間に合います。

まだ準備が不十分な方、テキスト・問題集を購入していない方、本記事を読んで良いテキストを見つけて下さい。

テキストはどんなタイプ・種類のものがあるか

第一次検定は例年ならば約25,000人前後が受検する、そこそこ規模感のある資格試験です。

対策本もそれなりに多くの種類のものが出版されているのはご存知の通りですね。

ただ中身を見ずに、出版社名だけを見て購入するのはとても危険です。それぞれのテキストにより編集の仕方も異なり、引いては勉強スタイルも変わってきます

まずはそこを整理しておきたいと思います。

ではどんな種類(編集方法)のテキストがあるのか。

過去問題が出題年順に編集され、問題毎に解説がなされているテキスト(過去5年〜10年)
過去問題を出題分野毎ごとに編集され、詳細な解説がされているテキスト
③ 過去問題を出題分野毎に編集しているが、全てではなくある程度傾向と対策を絞っているテキスト
④ 過去に出題された分野・問題傾向に基づき、要点をまとめた参考書的テキスト
⑤ まさに建築施工管理技士に必要と思われる知識などをまとめた参考書
例えばですね、建築全般の知識がある程度あって、最終チェックとして勉強するならば、仮想模擬試験として①出題年順のテキストで対策しても問題ないと思います。
しかしある程度知識の集中的な習得が必要な場合、②でまとめて学んだ方が効率的だと言えるでしょう。
ある程度基本知識がある、もしくは基本知識習得後に反復用(最後の仕上げ)として取り組む問題集。
②分野毎に基本知識を習得しながら、過去問を反復して取り組む
③もう第一次検定の対策はできているが、チェック用に。
④⑤独学での知識補足用の参考書を持っておく。(必要に応じて読み込む)
と言った感じですね。
今年は、知識問題だけでなく施工管理法の応用力を問う問題も出題されるので④の参考書も用意しておきたいですね。
関連記事

令和2年12月18日付で、令和3年の技術検定(施工管理技士)の第一次・第二次検定のスケジュールが発表されたのは、下記の記事で紹介しました。 ⏩【令和3年】各種技術検定の日程が発表されました。(1級建築施工1次・2次検定) […]

今年発売されているおすすめのテキスト・問題集

過去問を年度順に進めていくテキスト-地域開発研究所

created by Rinker
¥4,400 (2021/09/22 19:10:54時点 Amazon調べ-詳細)

令和3年度版が最近発売された、地域開発研究所の第一次検定対策本です。

過去7年分の学科試験問題が年度順に配列されており、1問毎に解説がついています。

問題毎の解説は詳しいですが、モノクロでわかりやすさにはあまりフォーカスしていません(笑)

初心者はこの問題集はやめておいた方が良いでしょう。

(おすすめ)過去問を分野毎に編集されたテキスト-GET研究所

独学かつ初心者、もしくは知識の欠落している建築分野がある程度ある中級者向けならば間違いなくこのGET研究所のテキストですね。

ポイントは

・出題分野毎に編集されている。(重点項目がまとまっている)
過去8年分が全問収録されている。(解説は丁寧)
・完全合格ターゲットでは要点がコンパクトにまとまっていて良い。
・内容にリンクした無料動画(YOUTUBE)も公開されている。
・直前対策として模擬試験も用意されている。
今年は例年より出版が遅くなり4月下旬に発売されました。
・資格取得を目指す上で不安な工種・分野がいくつかある。
・第一次検定は独学で勉強を進めている。
・必要に応じて動画も参照したい。

これからの短期間で詰め込んでいくならば、個人的にはこのGET研究所の令和3年度 分野別 問題解説集がベストですね。

令和3年度 分野別 問題解説集(GET研究所)を購入する。

そして今年より第一次検定において、施工管理法の分野における応用能力を問う問題が出題されますが、それに特化した対策集としてこちらが発売されました。

この第一次検定に合格すると、1級建築施工管理技士補の称号が得られます。それによる試験制度の改正により、

施工管理法の応用能力を問う問題が出題され、その分野においても60%以上の正答率を取らねばなりません。

このテキストはその対策集として発売されています。他の従来の問題は四肢一択ですが、この問題は五肢二択で解答する必要があります

この五肢二択に慣れるというい面でも、このテキストは不安を和らげるために持っておいた方が良いでしょう。

令和3年 新出題分野問題解説集(GET研究所)を購入する。

隙間時間を活用できるテキスト-日建学院(分野別編集)

次は日建学院の一次対策学科問題解説集

こちらは2冊構成となっており、

 ① 建築学・施工・共通
 ② 施工管理法・法規

1月28日に他より早く発売されていますので、すぐに準備にかかりたい方はこちらが良いでしょうね。

こちらのテキストのポイントは、

令和元〜平成26年度(6年)の過去問が分野毎に1ページ1題出題され、ベー字下に詳しい解説がされている。
・昨年の令和2年の出題は②施工管理法・法規の後半ページに本試験問題の出題形式としてまとまっている
・各問題にチェックボックスがついており、過去の正答状況がわかり弱点が理解しやすい

問題としては合計7年分が網羅され、6年分の問題で演習を繰り返し行い理解を深めながら、2巻目の巻末に昨年度(令和2年)の出題でレベルチェックする勉強の進め方が可能になっています。

このテキストは最後の仕上げに使うのにぴったり。通勤時間やその他の移動時間、隙間時間を活用して何度も反復するのにちょうど良いです。私は受検時にはこのテキストにお世話になりました。(当時は1冊構成)

携帯性に優れているのがポイントですね。(毎回2冊携帯する必要は当然ありません)

過去問を分野毎に進めていくテキスト-総合資格

次は総合資格学院が出している第一次検定問題集です。日建学院と異なり1冊で完結していますがが、本の構成は同じです。

分野別に過去問が網羅され、問題の下は解説になっています。

ただ1冊にまとまっているせいか、本としては少し重くて携帯性は良くないです。

・過去7年分を分野・項目別に編集されており、問題毎の解説がついている。
・巻頭・巻末に試験概要などの付属情報が少なく、問題と解説、後は巻末に総合資格のPRのみになっている。
役立つ読者プレゼント「実力確認模試」or「最重要ポイントチェックテスト」応募者全員にどちらかを進呈!
↑3つ目のこれが魅力ですね。(応募するのは面倒ですがw)

と言ったところでしょうか。

いつでも携帯しながら、仕上げチェック用としては日建学院、総合資格どちらもで好みの方を選ぶと良いでしょう。

過去問をの重点分野を分野別に編集されているテキスト-市ヶ谷出版社

3月末に発売された市ヶ谷出版社のもの。

分野別に出題されていますが、過去何年間の問題が全て網羅されているわけではなく、ポイント的な問題に絞られています。

ある程度、基本知識があり重要ポイントをきっちり押さえておきたい人向けですかね。

この本の良いのは、今年の第一次検定で昨年よりの試験制度の改正で出題される、五肢二択の予測問題(応用問題)が巻末にまとまっていることですね。また後で紹介する要点テキストにも同じものが巻末に編集されているのでそちらでも良いかもしれません。

参考書として補助的な読本として-地域開発研究所

独学で行う場合、過去問題集のテキストだけでは少々不安という場合の調べ物の本としてはこの地域開発研究所のものが有名ですね。

1級・2級に関する技術・施工系法規の2冊構成となっています。

過去問の内容だけでは知識が細切れで不安な部分は、この本で該当する部分を読み込んでみましょう。

 

私が1級建築施工管理技士の初受検の際に、同僚からこのテキストを譲り受けました、しかし当時ほぼ知識レベルがど素人レベルの私には、このテキストを活用するには難しすぎでした。

ただ第二次検定対策でも利用できるので、ある程度知識が習得できれば活用できるテキストかと思います。

 

参考書として補助的な読本として-要点チェック(秀和システム)

もう少しわかりやすく、見やすい方が良いなと思う人はこちらの要点チェック。

過去に出題された内容に重点を置いた編集がなされており、必要な部分がうまくまとまっています。

KINDLE版もありますが、知識のインプットは線を引いたりする実の本の方が良いと思います。

参考書として補助的な読本として-市ヶ谷出版社

こちらは過去問集の最後に紹介した、市ヶ谷出版社の即戦問題集と同じシリーズの参考書版。

過去問に準じて必要な知識を参考書的にうまくまとまっています。

補足テキストとしては良いと思います。先ほども書いた通り、施工管理法の応用能力を問う問題の予測問題が巻末に出されています。

今年に限っては持っておいて損はないテキストですね。

施工管理者として持っておきたい参考書-建築工事監理指針

created by Rinker
¥7,920 (2021/09/21 23:09:10時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
¥7,920 (2021/09/21 23:09:11時点 Amazon調べ-詳細)

またもっと詳しい情報が必要な方は、建築工事監理指針(上・下)も良いと思います。

こちらは第二次検定対策で、施工上の留意事項を記述するのに必要な知識が得られますし、施工管理用にも役に立ちます。(工事監理者用ですが)

今後、建設業で仕事をしていくなら持っておいて良いでしょう。

通信講座という選択肢

資格取得を進めていくうえで、最大のハードルはおそらく自分との闘い、そう勉強の継続です。

 

資格取得に関して独学での勉強をやり切る自信のない方は、コストはかかりますが、専門学校が安全です(笑)

 

問題集やテキストを購入してみたものの、ちんぷんかんぷんで全く理解出来ない場合は、作戦の変更が必要です。

最悪第一次検定だけならば、それでも乗り切れる可能性はありますが、第二次検定で苦労します。

テキストを読み込んでも、ビジュアルでイメージ出来ない工種が多くある場合は通信講座で学ぶのも良いでしょう。

いわゆるテキストベースの通信講座ではなく、e-ラーニングやDVD講座で講義形式で学ぶ方式が良いと思います。

・パソコンやタブレットで講義を受講できるので、日時と場所を選ばない。(通信環境は必要)
・自信のない分野は集中的に反復が可能。
・移動時間、隙間時間を活用出来るので、時間の有効活用が最大化できる。
・専門学校よりかなり割安だ。

ただ、通信講座は専門学校と比較すると、個人での勉強の管理が必要となるのが課題です。

→そこは自分の適性を考慮する必要はありますが、独学でやろうと考えている意志があれば投資する価値はあります。

通信講座はそんな多くの種類があるわけではないですが、個人的にはSATが好きです。

SATの場合、建築・土木・管・電気・電気通信の1級および2級が揃っています。

 

まとめ

さて失敗しないテキスト・問題集のまとめですが、

初心者+αの方向けは、

・分野別問題解説集(令和3年)第一次検定対策
・新出題分野問題解説集(令和3年)→施工管理法の応用能力を問う問題
(いずれもGET研究所)・仕上げとして日建学院の一次対策学科問題解説集

で良いかなと思います。

不安がある部分については参考書を持っておいても良いと思います。

 

いずれにしても独学での資格取得の課題は自己管理です。早めに勉強習慣を身につけ継続できた人が勝ちます。

また資格の目的が施工管理技士補の場合ならば良いのですが、今年に1級建築施工管理技士の資格までを必要としている場合は、この時期から第二次検定を意識した勉強の準備を進めたいものです。

関連記事

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://1kansekou.com/1jikentei-howtostudy2021 target=] さて先日あげた記事で、第一次検定の勉強方法についてまとめま[…]

最新情報をチェックしよう!