さて令和5年も資格取得の準備に入る季節になりました。
過去にも資格取得のための選択肢の記事についてはいくつか書いています。
今回は通信講座での資格取得ってどうなの?っていう記事です。
通信講座でも主にe-ラーニング系で学べるものです。
私が1級建築施工管理技士の実地試験(2015年)に受検すると決めた際に、通信講座は全く検討の対象外でした。(継続する自信がゼロだった)
しかし、今後に他の技術検定(2つ目の資格として)を受検するならば、通信講座でチャレンジすると思います。
その理由は後ほど。
・今の私が通信講座を選ぶ理由
・通信講座は挫折しやすい
・向いている人、向いていない人
・施工経験記述に通信講座は?
・通信講座の良いところ。
・個人的におすすめ SAT
今の私が通信講座を選ぶ理由
私は1級建築施工管理技士の実地試験に合格した時は専門学校に通って合格しました。
自分自身に資格取得のノウハウもなく、建築全般で知識のない分野が非常に多く、独学や通信講座での資格取得は挫折するのは間違いないだろうと想定出来たからです。
ただ、
例えば、今年1級管工事施工管理技士の資格取得を目指すならば、通信講座を選択します。
※私の場合、実務経験を満たしていないのであくまでもフィクションとして。
それは既に1級建築施工管理技士の資格を取得した経験から、
- 資格取得の難易度がおおよそ理解出来ている。(建築系の技術検定における)
- 出題傾向と対策が理解出来れば、通信講座で十分。
- 資格取得で合格した成功体験により勉強への自信がついた。
- テキストのみの独学より、隙間時間で講義が視聴できる通信講座が効率的。
私が今、この通信講座を選択できる理由は、自分の経験値(技術検定における資格取得)があるからです。
1級建築施工管理技士の初受検の際は、問題を見てもさっぱりわからず、どう手を着けて良いかもわからず、情報収集の手段も理解していませんでした。
ただ専門学校は一度通う事によって、同様の技術検定の場合はどのように取り組めば合格出来るかというコツは完全に掴めました。
正直なところ、資格取得のたびに専門学校通っていたらお金がかかりすぎですよね(笑)。
専門学校は1度通って、そこでノウハウを取得すれば十分だと思いました。
例えば2級建築施工管理技士を合格して、1級にチャレンジする際は通信講座も選択肢の一つに入ってくると思います。(当然独学でも全く無問題)
通信講座は挫折しやすい?
ある程度人生経験のある方だと、一度は通信講座(又は通信教育)で学んだ経験のある人も多いのではないでしょうか?
始める前はやる気満々で「絶対やるぞ」という強い気持ちを持ってスタートするけど、なかなか継続するのが難しいのが通信講座。
テキストベースで進める通信講座は特に挫折しやすいのではと思います。
前回の専門学校の選択肢で書きましたが、専門学校は資格の合格率を大々的にPRしますが、通信講座ではあまりそのPRは見かけませんね。
通信講座は、受講者の継続率があまりに低ければ評判は下がりますが、それでも、ある一定の挫折率は見込んでいると思います。
オンライン英会話でもお金だけ払っている幽霊会員がいれば収益的にはありがたい、ただあまりに多すぎると信用性が落ちるので、適度に継続できるよう支援しながら取り組んでいると思います。
フィットネスクラブの月会員も同様ですよね。会員は多い方がありがたいが、全員が利用頻度がかなり高ければ施設は大変です。
通信講座も、
- 極力わかりやすい講義、テキストでモチベーションを維持できる努力
- 継続できるサポートの仕組み
- 質問できるシステム
などの取り組みはありますが、決まった日時に勉強する仕組みではないので、サポートには限界があります。(来るものは拒まずですが、運営者がお客を追い回すことは当然しません)
通信講座自体がそういったある一定の割り切りのあるビジネスモデルであることを理解しておく必要があります。
通信講座に向いている人、向いていない人
- 自分にどんな成功体験・継続経験があるか?
- 勉強する習慣はあるか?
が通信講座には必要だと思います。(まあ独学でも同じですね)
・資格取得の勉強は好きだ。(少なくとも嫌いではない)
・既に2級建築士や他の技術検定の資格を有している。(合格成功体験)
・今年資格取得しないと本当にヤバイという危機感のある人。(少し弱い)
・自分で決めたことは完遂できるタイプの人。
・建築の施工管理歴が長く、資格に必要な知識はある程度持っている。
こういったタイプは通信講座を選択しても良いでしょう。
単純に、今は資格取得に関してはやる気満々だから、通信講座でも大丈夫というのは少し怪しいです(笑)
誰もが資格取得を目指す際はやる気満々です。
通信講座も言わば独学です。現在の建築施工に関する知識力と通信講座で継続する力は比例していると思います。
なので、自己管理の求められる力は、
な感じですかね。ある程度の個人の管理能力は必要です。
私が初回にこれでチャレンジしていたら100%挫折していますね。
テキストを開かない、視聴講座を見ない日が2~3日続くと、そのまま1週間何もしなかったというのはありがちな話です。
そして言わずもがな、通信講座に向いていないタイプの一例です。
・普段から読書や他の勉強習慣がない。
(最終学歴以降の勉強習慣の有無)
・施工管理技士の資格取得チャレンジは初めてで、全般的に知識が足りない。
・通信講座で失敗したことがある。
施工経験記述と通信講座の相性
第一次検定は概ね問題ないものの、
第二次検定で最も合格への鍵を握るのが、「施工経験記述」での得点確保です。
通信講座における施工経験記述の添削は
・1回のみのサービス
・郵送でやりとり
が多いように思います。(私の調べた範囲ですが)
※通信講座の内容で施工経験記述の書き方の講座はあると思います。(講座により要確認)
・書き方のノウハウ・コツを学びたい。
という人には向いていないと思います。もしくは施工経験記述は他のサービスを検討する。
通信講座は、
・書き方の講座を受ければ、多分記述できると思う。
と言った人には問題ないでしょう。
ですので通信講座で資格取得を進める際、施工経験記述に全く自信のない人は、別の何かで施工経験記述を学ぶ必要があります。
当サイトでも施工経験記述の添削サービスを行っています。
※6月以降のサービス開始予定です。
通信講座の良いところ
今回取り上げている通信講座は、動画で講義を視聴できるものを取り上げています。
基本はDVDかウェブ(E-ラーニング)形式で配布される形となります。
通信講座を受講する人はウェブ or E-ラーニングで学べるものを選ぶことをお勧めします。
やはりスマホやタブレットなどでどの場所でも視聴できる事が通信講座の良いところだと私は思っているからです。
資格取得で一番無理なく学習を進める方法は、
・記述練習は机の上で腰を据えて反復して書く練習。(第二次検定はこちらが重要)
のが良いと思っています。
移動時間にテキストを読み込むより、耳・目の2つを活用して勉強する方が頭に入りやすいです。
この移動時間・隙間時間での活用を習慣化出来れば、通信講座でもやり切れると思います。
また通信講座を選ぶならば、市販のテキストを活用している会社より、ある程度要点を絞った自社のテキスト・問題集を使っている会社の方が良いです。
おすすめの通信講座-SAT
1級建築施工管理技士の通信講座はいくつかありますが、『どれがおすすめか?』と聞かれたら、
SATの1級建築施工管理技士・2級建築施工管理技士の資格講座をおすすめしています。
サンプルテキストを取り寄せてもみましたが、フルカラー印刷かつ図解付きで文字も詰まっていないので非常に勉強しやすいです(笑)
これは第一次検定対策のテキストですが、第二次検定の仮設工事の問題でも有効な内容ですね。
・講座ガイダンス
・テキスト冊子(3冊)
・精選問題集
・過去問題集(5年)
・経験記述添削(3回分)
・経験記述添削答案集
・E-ラーニング
・講師への質問可能
⇒値段は第二次検定の場合、e-ラーニング 38,780円(税込)
- まずは動画視聴メインの勉強(隙間時間を活用する)
- 過去問の反復
- テキストで知識の補足
- 上記を主に隙間時間で学んでいく。
勉強の計画が立てやすいのと、自分に合った勉強スタイルを構築しやすいと思います。
動画での講義、テキスト、過去問でこの価格は他の通信講座と比べても素晴らしいコスパです。
- 他の講座と比較しても受講時間・オリジナルテキスト・問題集など提供されているものが豊富で、自分に合った勉強が可能。
- 上記情報量に比して金額はリーズナブルである。
- 講師への質問も可能で、不安点の解消も可能。
が特徴。まずは資料請求から行っても良いでしょう。
また通信講座のお申し込みはこちらから。