【2021年】失敗しない独学向けの1級建築施工管理技士(第二次検定)対策のテキスト選び

毎日暑いですね。そしてオリンピックも開催され、私もしばらくはスポーツ応援モードです。

ただこんな時期ではありますが、そろそろ試験対策の準備を進めたいところです。

独学で進めている方、また補助的にテキストが必要な方はどんな本を選んでいますか?

昨年も多く読まれたテキスト・問題集選びの記事。本年度版も更新していきたいと思います。
ただまだ全ては出揃っていないので、徐々に更新していく感じになりそうです。
本記事のポイント

・どのような順番で勉強を進めるか?により選ぶテキストは異なる
・私がチェックした問題集・テキスト
・知識補足の参考書

勉強の手順を考える

昨年までの1級建築施工管理技士の実地試験の問題構成はほぼ固定されていました。

  1. 施工経験記述
  2. 仮設計画・安全管理
  3. 躯体工事
  4. 仕上げ工事
  5. 施工管理(工程)
  6. 建築関連法規
  7. ※施工管理法の知識問題(本年度より)

基本的に上記の問題1〜6に加えて新たにが今年の試験対策に取り組むべき内容です。
(2021年は実際にこのような出題になるかは分かりませんが、あくまでも取るべき対策の話です)

 

そして勉強の進める手順は大きく2つ。

  1. 上記の⑦つの出題分野を分野ごとに勉強を仕上げていく。(多くの人はこれだと思います)
  2. 分野関係なく、年次毎の過去問を進めていく。

多くの人はどちらかの勉強方法で進めていくと思います。

専門学校や通信講座、そして多くのテキストは分野毎に勉強を進める形になっています。

ただしある程度の建築知識と経験がある人は、過去問10年分をやるのみ、というやり方もあるでしょう(あまり多くはいないと思います)

 

まずは独学で資格を取得しようと考えているなれば、どちらのテキストを選択するかを考えてみてください。

また上記の過去問ベースのテキストとは異なり、補助資料として参考書も一応持っておいた方が良いでしょう。

過去問集・テキスト選び

日建学院

【編集方式】出題年次毎に過去問がまとめられている。
【過去問年】2020年(令和2年)〜2011年(平成23年)の計10年分
【解答・解説】問題1-1の施工経験記述例は3つまとまっている。
それ以外の記述問題の解答は所定の数の解答例+解説にいくつか事例がまとまっている。
【総評】ある程度知識があり、最後の過去問のまとめとして使うのは良いと思うが、これをベースに勉強をするのはあまり進めない。
(上級者は別ですが)

地域開発研究所

短期講習でもお馴染み一般社団法人地域開発研究所のテキストです。

【編集方式】出題分野毎に過去問がまとめられている。(施工経験記述〜法規の順に)
【過去問年】2020年(令和2年)〜2011年(平成23年)の計10年分
【解答・解説】問題1-1の施工経験記述例は躯体工事✖️4例、仕上げ工事✖️4例でまとまっている。
 ※建設副産物は✖️6例
他の問題についても全て解説は丁寧に記載されている。
ただし全てモノクロで、ポイントがまとまっているというより淡々と解説文が入っているので、ある程度は知識がある人に向いているように思う。【その他】過去問とその解説は最初の200ページ程度、あとの400ページは過去に出題された内容+αの参考書としてまとまっている。非常に重要なポイントがしっかりまとまっているので、これを理解できればほぼ完璧だと思うが、なかなかそこまでやり切るのは難しいのではと思う。【総評】過去問と参考書の両面を持っており、内容も充実している。ただし独学で初めての挑戦で少し知識が不足している場合はこのテキストは少々ハードルが高いと思う。ただしこれをこなす事が出来れば問題なく合格できるだろう。
とても良書だが、私なら挫折したと思う(笑)

GET研究所

これは昨年の令和2年の実地試験対策本なのでリンクで購入しないでね(本年度版は令和3年8月16日販売予定)

※昨年度版での評価をまとめます。

【編集方式】出題分野毎に過去問がまとめられている。
【過去問年】2020年(令和2年)〜2011年(平成23年)の計10年分
【解答・解説】各分野(章)ごとに重要項目がまとまっており、また問題毎の解説は図や絵付きでわかりやすくまとまっている。
とりあえず情報量は豊富かつ、初心者でも直感的にわかりやすくなっている。
【総評】完全に独学で進めたい、かつ苦手な分野も多い場合は最もお勧めのテキストだと思う。またYOUTUBEで動画解説も公開しているのでテキストのみで理解できない部分の学習も可能。精選模試も用意されているので最後の対策準備も可能になっている。

※令和3年度版が発売されたら上記内容は更新します。

秀和システム

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秀和システム
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【編集方式】出題分野毎の重点取り組みの解説が8割、残りの2割で8年分の過去問と解答を編集している
【過去問年】2020年(令和2年)〜2013年(平成23年)の計8年分【解答・解説】
・受検のガイダンス⏩ざっと試験の概要と出題傾向を簡潔にまとめている。
・その後分野別の過去に出題された内容をもとにポイントを絞った解説と記述で編集されている。(施工経験記述の記述例は多め)
・最後に8年分の過去問が取り上げられている。

【総評】この書籍は一から学ぶというより、記述対策に必要な要点がまとまっている。施工経験記述の書き方・ポイントにもかなりページを割いており丁寧である。問題2~4の記述対策でもこの書籍のまとめ方はとても覚えやすいと思う。
書籍は黒文字と赤文字の2色構成でわかりやすいと思う。
ある程度ベースがあれば、重点項目に絞ったこの本はとてもお薦めだと思う。

彰国社

この書籍は発売が8月4日になっています。(なので昨年版のレビューをまとめます)

【編集方式】出題分野毎に重点取組分野を問題形式で編集しており、巻末に5年分の過去問と解答を編集している
【過去問年】2020年(令和2年)〜2016年(平成28年)の計5年分
【解答・解説】施工経験記述の解説に特に重点を置いており記述例も豊富である。またそれ以外の分野は出題分野の傾向を押さえながら、問題形式で学んでいく形式になっている。(本年度版は新試験問題の予想問題も用意されているようだ)
【総評】上記にも書いた通り、施工経験記述例は豊富なので、ネタに困ったいる場合の参考にはなるかもしれない。

※令和3年度版が発売されたら上記内容は更新します。その他参考書として

 

その他

基本は上記の中のテキストを購入したら、それに取り組むで良いと思います。

気休めに持っておいたも良い書籍だけ紹介します。

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私がサイト運営上でもよく参考にしているのはこの建築工事監理指針です。工事監理者向けの書籍ですが、施工上の留意事項などの解答はこちらを参考にします。公共建築工事仕様書と異なり、監理者側からのポイントがまとまっており情報量も豊富です。

今年の第二次検定の『施工管理法の知識問題』の対策はこちら。

基本的には学科の復習でも問題ないのですが、持っておいても良いでしょう。

 

まとめ

私が受検した際の第二次検定(当時の実地試験)での悩みは、正解と不正解の境界線がよくわからないことでした。

どんな施工経験記述を書けば良いの?

どれだけ空欄を埋めたら良いか?

そんなことを悩みながら、情報をインターネットでも集めていましたが、正解はわかったようなわからないような。

 

上記で紹介したテキストにおいても、多くの施工経験記述の記述例がまとまっています。

じゃあその通りを記述すれば満点を取れるか?というとそんな簡単な事でもありません。

自分が経験した工事概要と内容がきっちり違和感なくマッチしているか?

また記述例はエッセンスなどをまとめただけのものも多いです。(当サイトの例も同じ)

 

記述例を参考にしながらも、自分のリアルな経験内容を色んな要素に組み入れる事が出来れば良い解答になります。

そういった前提で多くの解答例を参考にしながら、構成をしっかり自分のものにしてほしいと思います。

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