失敗しない独学向け2級建築施工管理技士(第一次検定・前期)対策のテキスト選び

さて今回は1級建築施工に関する記事ではなく、2級建築施工管理技士の第一次検定対策の記事です。

まずは6月に実施される第一次検定対策として独学で合格を目指す方向けのテキスト・教材をまとめてみました。

いつも書いている通り、どれがお勧めかというのは最終的にそれぞれの方の勉強の進め方と現状の知識レベルに応じて異なります。多少主観的ではありますがレビューをまとめていますので、お役に立てればと思います。

記事のポイント

・2級建築施工管理技士の第一次検定対策としてどんな種類のテキストがあるか?
・自分に合ったテキスト・過去問集を見つけるには?
・過去問の編集方法は出版社により異なる。

こういった前提で自分に合ったテキストを見つけていきましょう。

問題集、参考書、テキストの種別をチェックする

本サイトでは上記の問題集、テキストを大きく4つに類型化しています。

  1. 過去問を年度順に編集している問題集・テキスト
  2. 過去問(を中心に)を出題分野毎に編集しているテキスト
  3. 過去問の中から傾向と対策を絞ったテキスト
  4. ①②③を補う知識の参考書的なもの

また2級建築施工管理技士の場合、上記とは別に第一次検定対策のみのテキスト第一次・第二次検定対策がセットになったテキストもあります。

6月に第一次検定受検する人は、第一次検定対策のみのテキストの方が使い勝手が良いかもしれませんね。

そして上記のテキストの選定は自分の勉強の進め方により選択肢が異なってくるかと思います。

ある程度基本知識がある、もしくは基本知識習得後に反復用として取り組む問題集。
・分野毎に基本知識を習得しながら、過去問を反復して取り組む
・もう第一次検定の対策はできているが、チェック用に。
・独学での知識補足用の参考書を持っておく。(必要に応じて読み込む)

個人的には、
・まずは分野毎に知識を習得する。
・引き続き分野毎に過去問を反復する。
・そして苦手な分野を特に重点的に勉強する。
・仕上げとして年度別の模擬試験形式で取り組む。
というやり方が良いかなと思います。
今回は出版社毎にテキストを紹介していきたいと思います。

問題集・テキスト選び

日建学院

まずは日建学院のテキストから。

一次対策問題解説集は、1級同様に出題分野別に平成26年〜令和元年(6年分)の問題が収録されており、問題毎に解説が入っている。昨年の令和2年の試験問題は巻末に入っているので仕上げに取り組んで見るのも良いと思います。

個人的にはこの編集方法は、ある程度基礎知識が入った段階で、この問題集を通勤時間などの隙間時間を活用して取り組むのが一番効率的なように思います。(どうしてもわからない部分はテキスト・参考書を読み込む)

次に1次対策項目別ポイント問題ですが、こちらはいわゆる四択の問題ではなく、一つ一つの選択肢の文章を取り上げて、適当か不適当かを解答していくもので、当然解説付きとなっています。

まあ個人的には問題解説集をきっちりやればここまでは不要かなと個人的には感じています。

・問題解説集はある程度の知識があれば、移動時間や隙間時間を活用して何度も反復できるテキスト。
(最終仕上げ用にも使いやすい)

総合資格

今年の2級建築施工管理技士対策のテキストとして発売が早かったのが総合資格のこの2冊です。

過去問題は、平成27年〜令和元年の5年分の学科試験と実地試験が入っており、令和2年の過去問は本に入っている応募葉書を送れば学科・実地試験の問題と解説&学科試験解説のDVDを送ってくれるようです。これはなかなか良いですね。

まずは過去問集については、冊子前半に学科試験と実地試験が年度毎に編集され、後半に取り外し式の解説集が入っています。

解説集は1ページ2列で文章でまとまっており少し見にくい感じです。

私の実践した勉強方法は、過去問を1問ずつ解く⏩解答を見て解説を読むという形式だったので、解説集が別の書籍は少しやりにくさを感じます。このあたりは先ほども書いた通り、みなさんがイメージする勉強方法で決まりますね。

一方テキストはカラーと絵や図がふんだんに入っておりとてもわかりやすい。初心者でも読みやすい構成になっていると思います。

・過去問題は分野別ではなく、出題年度毎にまとまっています。
・テキストはカラーで見やすくとてもわかりやすい構成となっている。
⏩個人的にはこのテキストはおすすめです。

市ヶ谷出版社

次に市ヶ谷出版社の即戦問題集と要点テキストです。4月8日に発売されたばかりの書籍です。

即戦問題集は建築学、施工管理法など分野別に過去の出題された問題(全てではない)を抽出して、それに対して解説が入っているもので、要点テキストはこちらも分野別に出題が想定される部分を参考書的にわかりやすくまとめたものです。

この2冊の大きな特徴は、巻末に今年の試験の中で新たな分野として出題される施工管理法における応用力を問う問題の予測問題が少し入っていることです。(2冊とも予測問題が入っているが内容は同じです)

どんな出題がされているか不安な方はどちらか1冊を検討しても悪くないでしょう。

・即戦問題集は分野別に過去問が取り上げられ、解説が入っているが全てが網羅されているわけではない。
・要点テキストは分野別に頻出される事項がうまくまとまっている。
・両テキストともに新たな出題分野である施工管理法の応用力を問う問題の予測問題が入っている。

地域開発研究所

そしてお馴染み地域開発研究所のテキスト及び過去問集です。

過去問集は第一次検定と第二次検定両方が収録されています。(平成28年〜令和2年の5年分)

第一次検定は年度毎に編集され、1問毎に解答・解説が入っており(所謂テスト方式とは少し異なる)、第二次検定は最初に令和2年の実地試験が最初にまとめられており、残りの4年分の過去問題は分野別に編集されています

また建築施工管理技術テキストはボリュームもあり内容は1級と2級の分野を網羅しており、かなりのボリューム。わからない内容を知りたいさいに調べるには向いていますが、2級を受検するためにこれ体系的に学ぶのは効率的とは言えないでしょう。ただ1級建築施工管理技士を合格するまで長きにわたって持っておきたいというのなら良いでしょう。

この地域開発研究所のテキストはいつも言う通り、モノクロでテキストの編集としてもわかりやすさにフォーカスしていませんので、ある程度こう言った硬派なテキストで取り組みたい方以外は強くはおすすめしません(笑)

・過去問題が5年分なのが少し少ない。(冊子がモノクロで素人には向かない)
・管理技術テキストは1級建築施工まで長く使える詳しい参考書。(少し内容がこちらも難しいです)
⏩テキストに見やすさ、カラーを求めるならばやめたほうが良いかもしれませんね。

まとめ

これ以外にも気になるテキストは1,2冊あったのでまた追ってアップデートしたいと思います。(GET研究所の2級対策は発売予定は確認できていません)

私ならばどれを選択するか少し考えてみました。

・最初の基礎知識習得のテキストは総合資格の第一次検定用テキスト。
・その後の過去問反復は日建学院の一次対策問題解説集を利用。
・市ヶ谷出版社のものも即戦問題集も演習用には悪くないと思う。
こんな感じです。
建築系の資格本や専門書は普通の書店では置いてあってもなかなか種類が少ないです。東京都内でもいわゆる丸善など大型書店に行かないと多くの種類から選定するのが難しいのが現状です。
そんな方向けにテキスト選びの一助になれば幸いです。

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