【2023年度】2級建築施工管理技士 第二次検定(旧実地試験)の過去問題10年分まとめ

今まで2級建築施工管理技士・技術検定の過去問題は学科試験実地試験を一つにまとめていましたが、二つに分離しました。

令和2年までは実地試験という名称で、令和3年11月に実施された今年の技術検定は第二次検定に変わり試験内容も少し変わりました。
とはいっても、資格試験対策は基本的にこの過去問を中心とした取組みが合否を左右することは変わりません。しっかりと傾向と対策を把握して適切な対応をしていきましょう。

2級建築施工管理技士の技術検定(第二次検定)の出題方式

第二次検定の出題構成

2級の第二次検定は第一次検定と異なり記述式であるというのは1級建築施工の技術検定と全く同じです。

出題される問題は例年は下記の大問5問の形式です。

1 施工経験記述 工程管理 ※令和5年の出題テーマ
施工計画
品質管理 
2 施工管理 用語の説明
施工上の留意する事項
3 工程表 バーチャート工程と出来高
4 法規 誤りを正しい語句・数値に
⇒令和3年より 空欄の正しい語句・数値を四肢より選択(四肢一択)
5 施工 正誤問題(○か誤っている場合は正しい語句・数値を書く問題)
⇒令和3年より空欄の正しい語句・数値を四肢より選択する。(四肢一択)
※5問目は受検種別(建築・躯体・仕上げ)毎に別問題となる。
問題1、令和5年度(2023年)の施工経験記述の出題は『工程管理』でした。
問題2の施工管理は用語を14個の中から5個を選んで用語の説明施工上の留意事項を記述する問題です。
2級建築施工管理技士 第二次検定の出題内容の記事はこちら。(令和6年度版は少々お待ちください)
来年度(令和5年)の施工経験記述添削サービスは6月度以降サービス開始予定です。

2級建築施工管理技士  過去問題

では、この章では過去9年分の過去問題のPDFとその解答例・解説をつけています。

 

第二次検定(令和3年~令和4年)

※令和4年度版は施工経験記述例がまだ書けていませんので少々お待ちください(笑)

年次 過去問題 解答・解説(前半) 解答・解説(後半)
令和5年
(2023年)
第二次検定問題

正答肢

準備中 準備中
令和4年(2022年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
令和3年(2021年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)

実地試験(平成26年~令和2年)

年次 過去問題 解答・解説(前半) 解答・解説(後半)
令和2年(2020年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
令和元年(2019年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
平成30年(2018年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
平成29年(2017年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
平成28年(2016年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
平成27年(2015年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)
平成26年(2014年) 第二次検定問題 解答・解説(問題1~3) 解答・解説(問題4~5)

まとめ

1級建築施工管理技士以上に2級建築施工管理技士の第二次検定対策は、より過去問重視で良いと思います。

・学科試験(第一次検定)の過去問題の復習
・実地試験(第二次検定)の過去問の取組

第一次検定は過去問の反復の取組は日々の通勤時間でも可能ですが、第二次検定対策は経験記述を含めて、覚えた内容を文章にする練習が必要になってきます。とても基礎的な事項ではありますが、

・専門用語の漢字などの誤字をなくす。(きれいな字ではなくともよいので丁寧に書く習慣も大切です)
・施工経験記述の工事概要が正しく記述する。
・施工管理は覚えた施工上の留意事項などを文章に書けるか
・正しい語句・数値を覚えているか?

私は実務経験的に1級建築施工管理技士を直接受けましたが、その立場から客観的にみても2級建築施工管理技士の技術検定も簡単ではないですね。ある一定の勉強時間の確保が必要になってきます。

2級建築施工管理技士の学科・実地試験の合格率の推移は下記の通りです。

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