【2021年度】2級建築施工管理技士 技術検定の受検者数と合格者数(合格率)の推移

資格試験を受けるにあたって、その試験の難易度や合格率って気になるところですよね。以前は1級建築施工管理技士の受検者と合格者数の推移をまとめましたが、今回は2級建築施工管理技士 技術検定の受検者と合格者数の推移をまとめてみました。

調べてみると、年度によっての合格者の率の上下が意外と大きかったように思います。

2019年(令和元年)〜2005年(平成17年)学科試験の受検者数と合格者数

まずは学科試験は2020年度6月(前期)はコロナの影響もあり中止となりましたので、2005年〜2019年までとします。(2020年以降は次の項で)

年度 受検者数 合格者数 合格率
2005年(平成17年) 13,180 8,133 61.7%
2006年(平成18年) 20,114 8,329 41.4%
2007年(平成19年) 21,766 10,171 46.7%
2008年(平成20年) 22,920 13,078 57.1%
2009年(平成21年) 23,081 8,044 34.9%
2010年(平成22年) 22,980 9,820 42.7%
2011年(平成23年) 20,402 9,739 47.7%
2012年(平成24年) 20,461 11,474 56.1%
2013年(平成25年) 21,097 8,482 40.2%
2014年(平成26年) 24,306 11,651 47.9%
2015年(平成27年) 27,592 13,385 48.5%
2016年(平成28年) 31,466 16,331 51.9%
2017年(平成29年) 30,262 11,725 38.7%
2018年(平成30年) 28,888 7,495 25.9%
2019年(令和元年) 28,718 9,083 31.6%

見ての通り年度によって合格者に大きなムラがあるのが分かりますね。最高の合格率は平成17年(2005年)の61.7%最低の合格率は、平成30年(2018年)の25.9%となっています。

学科試験の受検者は2005年時と比べると、2倍以上と増えています。これには理由があって、

平成18年度(2006年)に学科のみ試験(早期受験化)を導入→種別『建築』のみで指定学科卒が対象。
平成28年度(2016年)に学科のみ試験が17歳から受検可能で、全ての受検者・種別で可能になった。
ということで、学科のみ試験は現在、『試験実施年度に満17歳以上となる者』に受検資格があります。ちなみに実地試験は実務経験が必要となっています。
※2018年と2019年は数値が受検者などの数値が少し間違っているかもしれません。

2021年(令和3年)第一次検定(前期)&2020年(令和2年)学科試験のみの結果

まずは昨年の結果から。

年度 受検者数 合格者数 合格率
2020年
(令和2年)
学科試験のみ 12,159 4,363 35.9%
学科・実地 20,309 7,003 34.4%
合計 32,468 11,366 35%
・11月の学科試験のみ受検者
・学科・実地申込者
・合計
で分類しています。

次に2021年(令和3年)6月に実施した第一次検定の結果です。

年度 受検者数 合格者数 合格率
2021年(令和3年) 1次検定のみ(前期) 13,074 4,952 37.9%

2年前の2019年の6月の学科試験の受検者は8,341名なので、増えていますね。昨年のコロナが影響しているのでしょうか。

実地試験の受検者数と合格者数(令和2年〜平成17年)

次に実地試験の受検者と合格者数の推移をみてみたいと思います

年度 受検者数 合格者数 合格率
2005年(平成17年) 15,632 5,296 33.9%
2006年(平成18年) 16,437 5,901 35.9%
2007年(平成19年) 17,168 6,100 35.5%
2008年(平成20年) 19,778 7,137 36.1%
2009年(平成21年) 22,101 6,876 31.1%
2010年(平成22年) 19,929 6,707 33.7%
2011年(平成23年) 18,127 6,272 34.6%
2012年(平成24年) 18,026 6,154 34.1%
2013年(平成25年) 19,496 5,863 30.1%
2014年(平成26年) 20,388 6,832 33.5%
2015年(平成27年) 23,913 7,822 32.7%
2016年(平成28年) 26,816 10,437 38.9%
2017年(平成29年) 26,506 7,665 28.9%
2018年(平成30年) 24,131 6,084 25.2%
2019年(令和元年) 22,663 6,134 27.1%
2020年(令和2年) 23,116 6,514 28.2%

実地試験の合格率は比較的安定しているのですが、ここ4年ほど30%を切っているのが気になるところです。

2級と言えど試験問題自体はそんな簡単ではなく、しっかり対策を取って勉強時間を確保しないと合格は難しいということが結果にも現れていますね。

合格率は高いところで、平成28年(2016年)の38.9%で一番低い合格率だったのは、平成30年(2018年)の25.2%となっています。

全体に平均すると、大体3人受検すれば1人合格する感じですが、ここ最近は4人に1人が合格するという狭き門となっています。

 

まとめ

さて来年の2021年度以降は建築、1級・2級に限らず施工管理技士の技術検定全てにおいて、資格制度や試験制度が変わるのは以前の記事にも書いた通りです。

本年度より試験制度として、

学科試験 → 第一次検定 合格したら2級建築施工管理技士補
実地試験 → 第二次検定 合格したら2級建築施工管理技士
となります。今年の6月の第一次検定で2級建築施工管理技士補の資格者が生まれているということです。
キャリアのステップが細分化される事によって、キャリアアップのモチベーションにも繋がる事が意図として設計されているので、さほど大きく変わらないと分析しています。
過去7年分の過去問が入っています。自分の知識を見ながら難易度を確認してみると良いと思います。
個人的には実務経験が1級で満たしているならば1級建築施工を受検するべきですね。
資格におけるステップアップを図りながら、仕事や人生のステップアップも果たしたいところですね。

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