【令和3年】各種技術検定の日程について(1級建築施工1次・2次検定)

2021年度は各種施工管理技士の技術検定の試験制度と資格制度が変わるよ、って記事を書きました。

また2020年は大幅にスケジュールが変わって実施された技術検定ですが、今年はこの流れでいくと従来通りの日程で開催されそうな流れですね。(コロナの影響により変更される可能性はゼロではないが)

 

試験は例年とほぼ同じ日程で実施されますが、試験制度の見直しにより、試験名称は第1次検定第2次検定という名称に変わっています。

国土交通省よりのプレスリリース内容(2020年12月18日)

以下が発表内容です。

 建設業法等の一部を改正する法律(令和元年6月公布)により、技術検定制度が見直されました。これにより、令和3年度以降の技術検定試験においては、第一次検定の合格者には「技士補」の称号が新たに付与されます。このうち、1級技士補については、一定の条件の下で監理技術者の職務を補佐する者(今回の改正により新設)として早期に責任ある立場で活躍していただくことができるようになりました。さらに、第二次検定に合格した者には、これまでと同様に「技士」の称号が付与され、建設工事現場の監理技術者や主任技術者等として職務を行うことができるようになります。
これは以前の記事で書いた通りです。
第一次検定合格者 ⏩ 施工管理技士補
第二次検定合格者 ⏩ 施工管理技士
1級建築施工管理技士補は、一定の条件の下で監理技術者の補佐の業務につけるようになり、1級建築施工管理技士は場所などの条件により、監理技術者として現場の兼任が可能になる、というのはなかなかインパクトのある改正です。
2020年度までの制度は、
学科試験(合格)→ 実地試験(合格) →施工管理技士の資格取得

※学科試験合格しても実地試験に2度落ちると、学科試験より再スタートしなければならない。

でしたが、令和3年以降(今年)は、
第一次検定(合格) → 技士補資格取得 →第二次検定(合格) → 技士資格取得
学科試験に変わる第一次検定に合格すると、まずは技士補という資格が成立するのが、大きなポイントです。
では次項では試験のスケジュールについて確認しましょう。

令和3年度の技術検定スケジュール

本年度(2021年)の実施スケジュール概要は下記の通りです。(試験の申込受付は既に終了)

書面申込 インターネット申込
1月15日(金) 1次・2次申込書販売開始
1月29日(金) 1次・2次申込受付開始 1次・2次申込受付開始
2月12日(金) 1次・2次申込受付締切 1次・2次申込受付締切
5月24日(月) 1次検定受検票送付
6月13日(日) 1次検定試験実施
7月16日(金) 1次検定合格発表
当年度1次検定合格者の
2次検定受検手数料払込受付開始
7月30日(金) 当年度1次検定合格者の
2次検定受検手数料払込受付締切
9月27日(月) 2次検定受検票送付
10月17日(日) 2次検定実施
翌1月28日(金) 2次検定合格発表
・前年の学科試験のみの合格者の申込期間:令和3年7月6日〜20日
・第二次検定からの受験(一級建築士・技術士)の受検申込期間:令和3年1月29日~2月12日
 (上記の1次・2次受付期間と同一日程)。
・インターネット申込は、再受験者の方が申込みできます。
 (インターネット上で申込手続は全て完了のため 受験願書の購入は一切不要)。

と発表されています。

上記のスケジュールから、

  1. スケジュールはほぼ例年通りである。
  2. 2020年度の学科試験合格者は、来年は第二次検定より受検可能。(但し技士補になるわけではない)
  3. 2020年度の実地試験受検予定者は、来年6月に合格発表で不合格になったら、そこから第二次検定に申し込む事が可能なようです。

但し受検者にとって一つ課題があります。

 2021年2月21日の実地試験を受検して落ちたら来年度6月実施の『施工管理技士補』の資格をまずは取りたい場合

① 令和3年1月29日迄に 検定の申込+受検料の支払い
② 令和3年2月21日   実地試験受検
③ 令和3年6月4日     実地試験の合格発表
④ 令和3年6月13日   第一次検定試験こういうスケジュールになります。

これが可能なのか、また可能な場合も確実に試験がダメだった(不合格と確信)と本人がわかるレベルならば良いのですが、微妙な場合、引き続き資格取得の勉強を進めるのが精神的にも難しいですね。

このあたりをどう考えてるのか、もう少し待てば、(一財)建設業振興基金より来年度の受検案内が出ると思いますので、詳細をまとめたいと思います。

ちなみに1級電気施工の技術検定も建築と同じスケジュールとなっています。

それ以外の技術検定のスケジュールは国土交通省(リンク)より発表されていますので確認してみてください。

試験内容について

一番気になるのは、1次検定、2次検定と変更される試験名称と資格制度に伴い、出題される問題は変わるのか?だと思います。

こちらも詳細はもう少し待つ必要がありますが、12月18日付けのニュースリリースがありました。

1級第1次検定に合格した1級技士補は、監理技術者補佐として現場に配置できる。このため、1級第1次検定の試験問題には、施工管理を的確に行うために施工管理法の「応用能力」の設問を追加。2級第1次検定にも、これまでの学科試験にはなかった施工管理法の「基礎的な能力」を問う問題を追加する。1級第1次検定に施工管理法の試験問題を追加することに伴い、施工管理法に新たに合格基準を定める。1級第1次検定では、これまでと同じ全得点の60%以上の合格基準に加え、施工管理法(応用能力)の得点として、土木・建築60%以上電気工事・管工事・造園で得点50%以上、電気通信工事40%以上の正答が求められる。合格基準は、試験の実施状況を踏まえて変更する可能性もある。
建通新聞電子版より引用
12月21日付で(一財)建設業振興基金より出題内容が発表されました。下記記事参照⬇️
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令和2年12月18日付で、令和3年の技術検定(施工管理技士)の第一次・第二次検定のスケジュールが発表されたのは、下記の記事で紹介しました。 ⏩【令和3年】各種技術検定の日程が発表されました。(1級建築施工1次・2次検定) […]

まとめ

現段階でわかっている情報は以上です。

来年度受検する方に向けて、留意事項をまとめておきたいと思います。

1, 初受検の場合、書類申込が必要です。実務経験を証明する書類の記載や会社に証明印をもらう、そのほか学歴に応じて卒業証明書などの取り寄せで少し時間が必要です。早めに準備しましょう。

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2,資格取得を目指す場合、学びの選択肢は早めに決めておきましょう。

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3,資格学校や通信講座では教育訓練給付金を得られる場合があります。

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本年度の実地試験が終了していない中、もう来年度の準備をしなければならないとても変則的な年ですね。いずれにしても早めの準備が必要ですね。

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