2021年度は各種施工管理技士の技術検定の試験制度と資格制度が変わるよ、って記事を書きました。
また2020年は大幅にスケジュールが変わって実施された技術検定ですが、今年はこの流れでいくと従来通りの日程で開催されそうな流れですね。(コロナの影響により変更される可能性はゼロではないが)
試験は例年とほぼ同じ日程で実施されますが、試験制度の見直しにより、試験名称は第1次検定と第2次検定という名称に変わっています。
※令和4年(2022年)の日程及び試験スケジュールは下記の記事を参照ください。
国土交通省よりのプレスリリース内容(2020年12月18日)
以下が発表内容です。
第二次検定合格者 ⇒ 施工管理技士
※学科試験合格しても実地試験に2度落ちると、学科試験より再スタートしなければならない。
令和3年度の技術検定スケジュール
本年度(2021年)の実施スケジュール概要は下記の通りです。(試験の申込受付は既に終了)
日程 | 書面申込 | インターネット申込 |
1月15日(金) | 1次・2次申込書販売開始 | |
1月29日(金) | 1次・2次申込受付開始 | 1次・2次申込受付開始 |
2月12日(金) | 1次・2次申込受付締切 | 1次・2次申込受付締切 |
5月24日(月) | 1次検定受検票送付 | |
6月13日(日) | 1次検定試験実施 | |
7月16日(金) | 1次検定合格発表 | |
当年度1次検定合格者の 2次検定受検手数料払込受付開始 |
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7月30日(金) | 当年度1次検定合格者の 2次検定受検手数料払込受付締切 |
|
9月27日(月) | 2次検定受検票送付 | |
10月17日(日) | 2次検定実施 | |
翌1月28日(金) | 2次検定合格発表 |
・第二次検定からの受験(一級建築士・技術士)の受検申込期間:令和3年1月29日~2月12日
(上記の1次・2次受付期間と同一日程)。
・インターネット申込は、再受験者の方が申込みできます。
(インターネット上で申込手続は全て完了のため 受験願書の購入は一切不要)。
と発表されています。
上記のスケジュールから、
- スケジュールはほぼ例年通りである。
- 2020年度の学科試験合格者は、来年は第二次検定より受検可能。(但し技士補になるわけではない)
- 2020年度の実地試験受検予定者は、来年6月に合格発表で不合格になったら、そこから第二次検定に申し込む事が可能なようです。
但し受検者にとって一つ課題があります。
2021年2月21日の実地試験を受検して落ちたら来年度6月実施の『施工管理技士補』の資格をまずは取りたい場合
① 令和3年1月29日迄に 検定の申込+受検料の支払い
② 令和3年2月21日 実地試験受検
③ 令和3年6月4日 実地試験の合格発表
④ 令和3年6月13日 第一次検定試験こういうスケジュールになります。
これが可能なのか、また可能な場合も確実に試験がダメだった(不合格と確信)と本人がわかるレベルならば良いのですが、微妙な場合、引き続き資格取得の勉強を進めるのが精神的にも難しいですね。
このあたりをどう考えてるのか、もう少し待てば、(一財)建設業振興基金より来年度の受検案内が出ると思いますので、詳細をまとめたいと思います。
ちなみに1級電気施工の技術検定も建築と同じスケジュールとなっています。
それ以外の技術検定のスケジュールは国土交通省(リンク)より発表されていますので確認してみてください。
試験内容について
一番気になるのは、1次検定、2次検定と変更される試験名称と資格制度に伴い、出題される問題は変わるのか?だと思います。
こちらも詳細はもう少し待つ必要がありますが、12月18日付けのニュースリリースがありました。
※建通新聞電子版より引用。
令和2年12月18日付で、令和3年の技術検定(施工管理技士)の第一次・第二次検定のスケジュールが発表されたのは、下記の記事で紹介しました。 ⏩【令和3年】各種技術検定の日程が発表されました。(1級建築施工1次・2次検定) […]
まとめ
現段階でわかっている情報は以上です。
来年度受検する方に向けて、留意事項をまとめておきたいと思います。
1, 初受検の場合、書類申込が必要です。実務経験を証明する書類の記載や会社に証明印をもらう、そのほか学歴に応じて卒業証明書などの取り寄せで少し時間が必要です。早めに準備しましょう。
2,資格取得を目指す場合、学びの選択肢は早めに決めておきましょう。
施工管理技士に限らず、資格を取得するためにどのような方法で勉強を進め合格への道筋を構築していくかはとても重要な最初の選択です。 このサイトは独学での資格取得の支援になれればと運用していますが、全ての人にその選択がベターとは言え[…]
3,資格学校や通信講座では教育訓練給付金を得られる場合があります。
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本年度の実地試験が終了していない中、もう来年度の準備をしなければならないとても変則的な年ですね。いずれにしても早めの準備が必要ですね。