【コラム】1級建築施工管理技士 実地試験まで1ヶ月きりました

実地試験まであと1ヶ月を切りました。

さて今回は私の過去の実地試験でも経験を思い出しながら、残りの1ヶ月をどう取り組んできたか1週間毎に振り返っていきたいと思います。

いわゆる中学・高校・大学の受験1ヶ月前と異なり、資格試験までの1ヶ月はまだ十分な時間はあると認識して良いと思います。(これから初歩段階から勉強するのはさすがに大変ですがw)

施工経験記述

記述する内容を固める

さてみなさん、問題1で出題される施工経験記述は記述する内容はほぼ固まっていますか?

理想を言えば、そろそろ記述する内容をいくつか整理して、今週をめどに骨格を固めておきたいところです。

□ 取り上げる工事の概要を2〜3つ程度用意している。
施工の合理化・品質管理の記述を3つ程度内容を準備している。
□ 建設副産物は発生抑制✖️2、それ以外は各1つ程度内容が固まっている。
という状態で、他の勉強に集中できる状態にしておくのがベターです。
『施工の合理化』の場合、最新の平成29年の出題内容の問いの内容を忠実に書けるようにしておきたいところです。
① 工種又は部位等
② 施工の合理化が必要となった原因と実施した内容
③ 実施する際に確保しようとした品質と留意事項
④ 実施したことにより施工の合理化ができたと考えられる理由
また、③については実施した施工の合理化が品質を確保できる理由と少し問われる内容は異なっていました。
その他実施した施工の合理化によって得られる他の効果も考えておきたいですね。
・発生の抑制にもつながった。
・安全性向上に繋がった
などです。こういう展開性があれば、どういう出題でも困らない対応力がつくと思います。

減点を防ぐために

少し前まで、いろんな方の経験記述を添削する立場にいたことがあります。その経験から、ある程度採点者の立場もわかるようになりました。

・字が極めて判別が難しく読むのに苦労する。
・誤字が非常に多い。
・文章がとても難解である。

上記のような記述は、一般的に高得点を取るのは難しいと思います。

字がとても綺麗で、丁寧に記述できる人は誤字・脱字がとても少ないし、文章もわかりやすいというのが私の過去多くの採点でわかった傾向です。

素晴らしい内容を書こうと思う前に、

・文字を丁寧に書く。(わかりやすさを意識する)
・専門用語の漢字が正しいかを確認する。(誤字をなくす)
・一つの文章が長すぎず、短すぎずを意識する。

字は綺麗であるに越した事はありませんが、採点者に明確に判別できること、小さい文字で読みにくくしないことが大事です。

 

記述内容を第三者に見てもらう

独学で勉強している人の最大の課題は、施工経験記述で書いた内容を添削してもらう事が難しいことにあります。

これは誰でも良いので、文章を見てもらってフィードバックしてもらう事がとても大切です。

(学校や添削サービスのある通信講座では問題ないですね)

・一番望ましいのは、既に1級建築施工管理技士の資格保持者。
・同じ業界に従事する同僚や先輩など。
極論するとですね、奥さんや業界外の友人でも良いと思います。
既に資格者である人よりフィードバックしてもらうのが理想ですが、業界関係の人でなくとも日本語として理解できるか、というのも大事だと思います。
・専門的な内容が施工経験としてしっかり記述出来ている。
・日本語としてわかりやすい文章と論理構成になっている。
やはり本人だけでは見えない部分は他人のアドバイスはとても大事です。

問われたことを解答する

多くの人を添削してみて、施工経験記述はその人の性格が出てしまいます。

意外と頑張りすぎて書く人は結構多いです(笑)
例えば、問われている内容が『実施した内容』なのに、
実施した内容を記述した上に、波及効果を2つくらい記述したり、
『理由』を問われている内容なのに、理由を記述せずに、実施して品質が確保できた内容を書いてみたり、、、
実施した内容を問われたら、
・まず結論を考える。(〜を実施した。)
・そして空欄がきれいに埋まるようその状況説明を加えていく。
注意して欲しいのは、問われている内容を文章の結論に記述する事が大事で、それ以外の内容を結論に持ってこないことです。
そう言ったミスを防ぐためにも、やはり施工経験記述は誰かに見てもらうことはとても効果的です。
文章の論理構成と流れがうまく作れない人は、施工経験記述の記述例の文章を参考にして、文章の書き方を真似てみましょう。
私も最初は多くの解答事例を参考にして、文章パターンを構築しました。
今週をめどに施工経験記述はある程度の内容の骨格を固めておきたいですね。
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そして次のフェイズに

計画的に重点分野を決める

施工経験記述がある程度固まれば、残りは問題2〜6の対策に勉強の重点を移行します。

過去問を中心とした取組ですね。

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60点を確保するために、という観点で戦略的に勉強は進めるべきです。

移動時間の有効活用

実地試験の対策は、知識を頭に入れて、それを記述できるようになることです。

頭に詰め込む作業は、可能ならば電車での移動時間を有効に使えればベストです。

 

特に問題6の法規はこの時間を有効に使って覚えてしまいましょう。(法規の条文の重要語句・数値)

 

自宅学習は書いて覚えることをメインにする

平日と休日の自宅での学習は、徐々に書く練習に重点を置きましょう。年齢が高くなればなるほど、書く練習をしないと覚えれません。

・過去問をメインとした仮設工事・安全管理の記述の練習。
・躯体工事、仕上げ工事の施工上の留意事項の記述の練習。
(例年の傾向で言うと仕上げ工事が、留意事項を記述する出題可能性が高い)
一番勉強時間を要するのは、この文章で記述する問題の対策です。
頭の中に記憶が定着するまで反復するしかありません。頭の中に入っても、それが実際に文章で記述できるかは別問題です。

まとめ

実地試験まで1ヶ月を切る現在、

・早めに施工経験記述の記述する内容を固める。
・記述問題の練習を早めにスタートする。
・移動時間などを有効活用する。(頭に知識をインプット)
上記の状態まで持っていければベターです。
そして3週前に入るともう少しブーストをかける必要がありますが、それはまた来週にでも。
・実地試験の出題傾向は十分に理解をしながらその対策を取りましょう。
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