【コラム】1級建築施工管理技士 実地試験まで15日(約2週間)

令和2年(実施は令和3年になってしまった)の1級建築施工管理技士技術検定の実地試験は2月21日です。

試験まで2週間と少々で、有効に利用できる土曜日があと3回、日曜日が2回といよいよ迫ってきた感じです。

そんな残りの期間の知識や記述力アップの対策について今回はまとめてみます。

施工経験記述

さて施工経験記述についてはもう記述内容は決まっていますか?

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上記の試験まで後1ヶ月の記事でも書いていますが、理想を言うと施工経験記述はほぼ内容が決まっており、試験対策上ある程度ベースが出来ているのが理想です。

これに多くの時間を費やしていると、問題2〜問題6の対策に十分な時間が確保出来ません。(既に問題1の施工経験記述以外の対策が出来ている人はその限りではありませんが)

どうしてもうまく記述出来ない場合は、いろんな解答例を参照しながら、自分の経験に当てはめてみることですね。

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上記のテキストは記述例がかなり豊富に例としてまとまっています。多くの工種での例があるので、文章の論理構成や題材を参照するのも良いでしょう。(ただし丸暗記ではなく、自分の経験に当てはめて応用が効く論理構成にしておきたいですね)

 

施工経験記述は、
・記述する内容の骨格が決まった。(人にもアドバイスもらった)
・暗記に頼らず、問題の内容に応じてある程度の対応は可能だ。
・記述する内容の文字の誤字がないようにチェックしている。
早期に、この状態に持っていき、他の対策に注力すべきです。
出題テーマは、ここ10年は
・施工の合理化
・建設副産物
・品質管理
この3つの対策が必要です。(品質管理は昨年出題なので、確率は低いですが、出題されないとも言い切れません)

問題2〜問題4の対策

この記述試験対策に書く練習をするノートは用意していますか?

残りの2週間は、記述練習にいかに時間を割いていくかが合格への大きなポイントです。

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出題傾向がまだ十分に理解出来ていない場合は上記の記事を読んでみてください。

問題2 仮設計画・安全管理の記述対策

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上記の記事でまとめていますが、昨年は仮設工事に関する記述、一昨年は災害(安全)に関する記述の問題でした。今年は災害(安全管理)に関する出題の可能性が高いと思われます。

過去10年の過去問のうち偶数年の問題の記述に重点を置く
・過去10年の過去問のうち奇数年の問題もこなしながら最低限記述できることが理想。
上記の問題の解答をひたすら繰り返し書いていきましょう。いつも言うように頭で覚えることと、それを文章に引き出してくるのはまた大きく異なってきます。
どうしてもテキストの解答例が覚えにくい場合は、自分なりの文章を記述してみましょう。
また下記の法規には通路・足場・作業構台や墜落防止に関する決まりことが定められています。
解答として利用できるのも多いので、困ったらそれを活用するのもありですね。

自分でググって、情報を得て自分にあった記述を見つけるのも良いと思います。

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問題3 躯体工事 問題4 仕上げ工事

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・躯体工事は正誤問題・・・3つのうち誤りのある語句・数値を選んで正しいものを解答(8問)
・仕上げ工事は記述問題・・・施工上の留意事項を2つ書く(4問)
の可能性が高いです。(絶対そうだとも言えないのがつらいところ)
こちらも過去問をメインに取り組むしかありませんが、問題2の仮設・安全の問題よりも過去問よりの出題比率が少ないのが対策の難しいところです。
  1. 正誤問題は躯体工事を中心に過去問に取組みながら、学科試験時のテキスト・過去問も手を付ける。
  2. 留意事項は仕上げ工事を中心に過去問に取組みながら、その関連項目のテキストを読み込み、記述練習を行う。

②の関連項目とは、例えば平成30年に、外壁タイル改良圧着張り工事の施工上の留意事項を記述する問題がありましたが、密着張りや有機接着剤によるタイル張りなど他の工法もチェックするということです。

ただしやりだすとキリがありませんので、自分が気になるところに留めておく方が良いでしょう。

・正誤問題の対応は、電車移動などの時間を有効活用する。
・施工上の留意事項は、休日の時間を活用してノートにひたすら記述練習を反復する

というのが有効だと思います。

残りの週末は、しっかり記述の練習に時間を確保することがとても重要です。

私的には、(あくまでも例年の傾向通りとする)

・問題2は問題3✖️2つの記述で、4問以上の正答
・問題3は8問の正誤問題のうち、5問以上の正答
・問題4は問題4✖️2つの記述でのうち、なんとか4問(半分)の正答
が取れたら良いかなと思います。
私の受検の際は、記述と留意事項はせいぜい半分程度正誤問題は6問の正答だったと思います。

問題5〜問題6の対策

そして問題5 施工管理、問題6 建築法規の対策です。

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工程はここ3年はネットワーク工程、その前の7年はバーチャート工程の問題です。

おそらく今年もネットワーク工程が出題されると思いますが、バーチャート工程を捨てる判断もとても難しい。ただこの工程にそこまでの時間は必要ないと思うので、両方取り組みたいですね。

・過去3年のネットワーク工程、7年のバーチャート工程の過去問を解く。
・バーチャートは7年分の工程を鉄骨、鉄筋コンクリートごとの工程を眺め、工事全体の流れを理解する。
(特に工程の誤りを見つけるために工程の流れの理解が大事です)
・ネットワーク工程は学科試験時のテキストを復習し、フリーフロートなどの用語の理解をする。
・学科試験のネットワーク工程の
これだけ取り組めば問題は解けるようになると思います。
私個人的にはネットワーク工程の方が取組やすい問題だと思っていますがどうでしょうか?

問題6 建築法規

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そして最後の問題6の法規です。

建設業法、建築基準法施行令、労働安全衛生法からの出題ですが、出題範囲はそんなに広くありません。

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上記の記事では実際に出題された問題は何条か?ということに言及しています。

・過去10年の過去問を反復する。
・過去に出題された同じ条文の別の項、近接する条文のチェック。
上記を抑えれば合格点は取れるのではと思います。
こちらの学習も、平日の移動時間を有効活用すると良いですが、マークシートではないので自宅で過去問を取り組む際は、用語をノートに書くようにしましょう。(インプットしても記述できるとは限らない)
私の受検時、
・問題5は6問中5問の正答
・問題6は6問中3問の正答
だったように思います。法規は少し記憶があやふやでした。
しかしながら問題2〜4と比べ、問題5,6は勉強すれば高得点は可能です。しっかり記憶して試験に望みたい問題です。

まとめ

日々仕事をしながらの資格取得での勉強時間の確保はなかなか大変ですが、残る時間も限られています。

・平日の移動時間など利用可能な時間は継続して知識のインプット。
・夜に30分以上確保できる時間があれば記述の練習と過去問の取組。
・土日は記述の反復練習と過去問。
・また日々漢字に誤りがないかチェックしましょう。
合格への道筋は、
  1. 施工経験記述をミスなく解答し高得点を目指す。
  2. 漢字など字の誤りなどで減点を減らす。
  3. 空欄を作らないよう1点でも取れるように記述できる状態を目指す。

この積み上げが合格に繋がります。

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現在の施工経験記述の自分の仕上がり状況を客観的に把握して、合格するためにはどこで得点を確保するか、残りの勉強時間をどこに重点を置くかを十分に検討して取り組みたいものです。

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