1級建築施工管理技士 実地試験対策のまとめ(総集編)

今年の建築・電気施工管理技士の実地試験は年を跨いで2月に実施という異例のスケジュール。1級建築施工管理技士の実地試験の試験日まで残すところあと1ヶ月となりました。

今回はこのサイトにおける実地試験対策の記事をまとめました。実地試験対策として一通り参照いただければ嬉しいですね。

実地試験の傾向と対策・過去問題とその準備

資格取得の勉強にせよ、学校の受験にせよ、ターゲットとする資格・学校への合格への近道は、過去問題の出題傾向を把握して、それに対して適切な対策を取って勉強をする事が一番大切です。

1級建築施工管理技士の出題は基本6問で、問題毎に出題項目は定まっています。

問題1 施工経験記述
問題2 仮設計画・安全管理
問題3 躯体工事
問題4 仕上げ工事
問題5 施工管理(工程)
問題6 法規
また隔年毎に出題方式が定まっているもののあります。まず出題傾向と対策を把握する事が、勉強の第一段階です。
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このサイトでも一番読まれている記事です。
次に過去問題対策です。実地試験については過去問10年分を押さえておく事が重要です。
【問題1 施工経験記述】

・『施工の合理化』・・出題可能性が高い。(2017,2013,2010)
・『建設副産物』・・・出題可能性はある。(2018,2015,2012)
・『品質管理』・・・・出題可能性はある。(2019,2016,2014,2011)
一通りの課題に取り組み、記述できるよう練習する。

【問題2 仮設・安全、問題3 躯体、問題4 仕上げ】


⏩例年の出題傾向から偶数年の問題に重点を置いて取り組む。(2010,2012,2014,2016,2018年)

【問題5 施工管理(工程)】

・ネットワーク工程・・3年連続出題(2019,2018,2017)
・バーチャート工程・・2016年以前は全て
⏩ここは過去問10年全てきっちり取り組みたい問題

【問題6 法規】

・建設業法、建築基準法施行令、労働安全衛生法より出題(ここ7年間)
過去10年分の過去問はきっちり取り組みたい

過去10年分の実地試験の試験問題です。(過去6年分は問題と解答例があり)

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過去の問題を取り組んでみて、自分の現在の記述レベルを確認してみると良いと思います。

・自分が比較的理解できる分野苦手な分野を明らかにする。
・また記憶している内容を文章にする事が可能なのか?を把握する。
・重点的な取組分野を計画して勉強に取り組む。

実地試験問題は60%以上の正答で合格出来ます。私なりに100点の配点を想定しています。自分なりに得意分野、苦手な分野を明らかにしながら、どこで得点を稼いで合格するか、仮設を立ててみることも重要です。

基本的には、施工経験記述は確実に得点を取れないと合格が難しいのも事実です。

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施工管理技士の実地試験は、正答記述例は数多くあります。特に留意事項を記述する問題は、自分の覚えやすい内容を記憶しておきたいところです。多くの解答例に触れるには、自分に合ったテキスト・教材を持っておくのも良いと思います。
また自分の施工経験記述を書く上で、参考になる題材探しにもなる場合があります。(あくまでも参考としてw)
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このサイトでは資格取得に当たっての1級建築施工管理技士のテキストや問題集のリンクをいくつか貼っています。 紹介している1級建築施工の出版されている問題集のメインは過去問にフォーカスしています。 ただテキスト・教材の種類によって勉[…]

またインターネットでの情報収集も良いと思います。
公共建築工事標準仕様書、各種法規はインターネットでの検索も便利になっています。
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実地試験対策 問題1〜問題6

問題1 施工経験記述

ここ10年の施工経験記述で出題されている問題のテーマは固定されています。自分の指導監督的実務経験を照らし合わせながら、資格者にふさわしい経験記述を書いて、高得点を確保したいのが問題1ですね。

施工経験記述の問題の構成は例年固定されています。

・自分が経験した工事概要を記述する。(指導監督的実務経験に該当する工事)
・出題された内容に応じて、上記工事で実施した内容などを記述する。(問題1,1)
工事概要にあげた工事に関わらず自分の経験を振り返り、考えや事実を記述する。(問題1,2)
と言った形式で出題されています。
まずは工事概要です。
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インターネットで多くの事が可視化される現在、住所・工事名・時期・建物規模は改めて自分で確認して、正しく記述できるようにしましょう。ここでの減点は絶対に避けたい所です。
そして、上記の工事概要に記述した工事で、経験した内容を出題内容に応じて解答するのが問題1-1です。
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そしてここ最近出題されているテーマは、『施工の合理化』・『建設副産物』・『品質管理』です。これについては過去10年の問題内容に応じて記述できる練習をしておきたい所です。
【施工経験記述の出題内容別の対策記事】
施工経験記述対策-施工の合理化

施工経験記述対策-建設副産物

施工経験記述対策-品質管理
各年度により問題内容(解答すべき内容)は少しずつ異なったりしています。ですので、記述する文章を丸暗記して書くことはやめましょう。
今年出題される可能性の高い施工の合理化については、題材に使えそうな工法例をまとめてみました。
そして建設副産物の発生抑制・再使用・再生利用などの事例も少しですがまとめてみました。
そして問題1-2で出題されているのは、工事概要にあげた工事に関わらず、自分の経験を振り返り、考えや事実を記述する問題です。
この問題1-2も出題傾向はある程度定まっています。

 

あくまでも傾向と対策を押さえながら、上記の問題に限らず、普段よりの自分の考えを記述できるようになればベストなんですけどね。

問題2 仮設計画・安全管理

問題2は仮設工事や安全管理に必要な検討すべき事項や留意するべき事項を、文章で記述する必要があります。

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例年の傾向を考えると、本年度は安全管理の問題が出題される可能性が高いです。こちらに重点を置きながら、仮設計画も最低限の知識は記憶しておきたいですね。

 

問題3 躯体工事

問題3は躯体工事に関する問題です。

・施工上の留意事項を2つ記述する問題✖️4問
・3つの箇所より誤りを正しい語句・数値にする問題✖️8問
これが例年交互に出題されています。例年の傾向からすると、本年度は正誤問題✖️8問です。
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勉強の重点は過去問を中心に、施工上の重要な内容の語句の意味施工上の管理値となる数値正しく記憶する事に力点を入れるのが良いと思います。

問題4 仕上げ工事

この仕上げ工事は躯体工事と逆の問題が出題される傾向にあります。躯体工事同様に例年は下記の、

・施工上の留意事項を2つ記述する問題✖️4問
・3つの箇所より誤りを正しい語句・数値にする問題✖️8問
が交互に出題され、本年度は例年の出題パターンは躯体工事の逆で、留意事項を記述する問題です。
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こちらは各工事・工法において、施工上の留意事項を文章で記述できる練習に重点を置く必要があります。仕上げ工事は覚える範囲が広く、難しいですね。

問題5 施工管理(工程)

問題5は工程の流れを理解しているかを問う問題です。昔のバーチャート工程、ここ3年のネットワーク工程、この2つを理解しておく必要があります。

ネットワーク工程は、学科試験の知識の復習はしておいた方が良いでしょう。(フリーフロートなどの用語の意味など)

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問題6 法規

問題6は法規の問題です。

・建設業法
・建築基準法施行令
・労働安全衛生法
問題は例年3問で、上記3つの法規より出題されています。
上記の法規は全部覚えるのは当然の事ながら難しいので、
・学科試験の該当法規の復習。
・過去に出題された問題は覚える。
・過去に出題された問題の同じ条の異なる項を覚える。
少なくともこの3つは勉強しておきたいですね。
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具体的にどんな条文より出題されているか、まとめてみました。
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まとめ

このサイトでもいくつかの記事で触れていますが、来年度は資格制度と試験制度が変わります。

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新たな資格『技士補』の誕生により、試験内容も変わる事になっています。

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そして今年の受検者が悩ましいのはもう1点あります。

来年度の技術検定の申込は例年通り1月下旬より開始されますが、本年度の実地試験は年明けて2月21日です。本年度の実地試験の不合格者は、来年度は2次検定より受検可能ですが、もし取り急ぎ『1級建築施工管理技士補』の資格を取得したい場合は1次検定より受検の必要があります。

しかし、

本年度の実地試験の合格発表は・・令和3年6月4日
来年度の第一次検定の日程は・・・令和3年6月13日
明らかに不合格と認識できる試験結果ならいざ知らず、合格か不合格かわからない場合、その状態で新たに資格の勉強や、資格取得の学校や通信講座への投資などはとても難しい判断です。
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本年度になんとか『1級建築施工管理技士』の資格を取得しておきたいですね。

 

また引き続き、実地試験対策としていくつかの記事を加えていきたいと思っています。

(注意)最後に、出題の傾向と対策については、あくまでも例年の流れであり、本年度以降もそうなると約束されているものではありません。勉強の重点対策として活用は頂きたいのですが、勉強の重点配分は自分の判断で計画を立てて頂ければと思います
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