【コラム】週末は1級建築施工管理技士 実地試験です。

日々が過ぎるのは早いもので、今週日曜日の午後はいよいよ実地試験ですね。

例年ならば10月には終えており今頃は資格の合格発表の時期ですが、今年は本当に長い道のりでした。もう勉強できる時間も限られますが、ギリギリまで頑張って得点アップを目指したいところですね。

私の受検の際は、全体的に知識も不足をしていたので最後の悪あがきをしていたような気がします。

実地試験対策で2日で出来ること

さて本番の実地試験対策の戦略ですが、

1,  施工経験記述は減点を減らす取組。
2,  そのほかの記述対策(問題2と問題4)は1点でも取りにいく取組。
だと考えています。私はそのように実践してきました。

施工経験記述

施工経験記述のポイントは、
1, 問題の意図を理解して記述出来るか?
2,   専門用語など正しく使えているか?
3, 記述した工事概要と経験記述の内容がマッチしているか?
がポイントです。
問いの内容が、
・理由を問うている問題か?
・実施した内容を問われているのか?
・留意した内容が問われているのか?
問われている内容に忠実に解答することが重要です。『理由』を聞かれているのに、『〜を実施した。』と異なる内容を記述しないよう対応しましょう。
そして経験した工事概要については、工事名・住所・工事の内容・時期・立場など、もう一度チェックして完璧に記述するようにしておく必要があります。
また準備している記述に漢字などの誤りがないか、最終確認をしておき、ここで獲得できる点数を最大化しておきたいところです。
上記の記事にある通り、施工経験記述はおそらく30点〜40点(当サイトでは32点としています)
ここで1点でも多く確保するためには、ミスをなくすことと、問題の内容を理解して解答すること、この2つです。

問題2 仮設工事・安全管理の問題

この問題は3問出題されて、各2個記述しなければなりません。1記述が2点として12点ですが、空欄を作らないことです。

ここは減点を避けるというよりも1点でも取りにいく姿勢が大事です。

例えば平成28年の出題の場合、

1,ロングスパンエレベーターを安全に使用するための留意事項だと、

(例)
・定められた積載荷重以上に資材を載せない。
・資材を揚重する際は荷台から落下しないよう対策を取る。
このように、詳しくは書けなくとも、とりあえず記述していくこと。明確に間違った記述でない限り少なくとも1点をもらえる可能性もあります。(場合によっては2点)
ほかの例だと、足場の出題であれば、足場の作業板の隙間は3cm以下と定められていますが、数値が思い出せない場合も、所定の隙間を超えないよう留意する、などと書いてみるようにしましょう。
記述しなければ0点ですが、チャレンジした場合は1点はもらえる内容もあります。
むざむざ安易に諦めないチャレンジが重要です。

問題3 躯体工事、問題4 仕上げ工事

例年の流れだと、

問題3 躯体工事は正誤問題
問題4 仕上げ工事は施工上の留意事項

の出題の可能性が高いですね。

問題3の躯体工事の誤りがどこか全くわからない場合は、数値を選んで異なる数値を書くのが良いでしょう。(正しい語句が思い出せないのならば、ありえそうな数値に修正した方がまだ可能性が高いので)

問題4の仕上げ工事は問題2と同様に1点でも取るために、ここも空欄にしないことです。

こちらも平成28年の出題、

3,鉄筋コンクリート造の内壁モルタル下地面への有機系接着剤によるタイル後張り工法における施工上の留意事項の場合

(記述例)
接着剤の1回の塗布面積の限度は、3m2以内とし、かつ、30分以内に張り終える面積とする。

と記述出来ればベターですが、どうしても数値が思い出せない場合は、『1回の塗布面積は製造所の指定する面積及び時間を厳守する。』

とでも書いておいた方が良いでしょう。

問題5 施工管理(工程)

工程の問題は自信がなければ、今日明日にでも過去問を復習して確実に1問でも多く正解しておきたいところです。

バーチャートは工程全体の流れを理解する(鉄骨・鉄筋毎に)、ネットワーク工程はフリーフロートなど工程の概念を理解する。

不用意に得点を落としたくない分野です。

問題6 法規

これは知識問題ですね。

範囲を広げると大変ですが、少なくとも過去10年に出題されたものは復習しましょう。

同じ条文でも空欄が変わる可能性が高いので、法規の流れをきっちり理解しておく必要があります。

これも今日明日で復習しておきたい分野ですね。

試験時間まで諦めない

実地試験は2月21日(日曜日)午後からです。

・起床してから試験会場に出発するまで
・移動時間
・試験前までの空き時間

ここまで勉強時間として活用できます。

 

金曜日の夜、土曜日、そして試験日の試験時間まで、自分が確保できる勉強時間を把握する。

・施工経験記述
・仮設、安全管理
・躯体工事
・仕上げ工事
・施工管理(工程)
・法規
上記のそれぞれの出題分野をどの時間に当てるのか、しっかり準備して取り組んでいきましょう。
私の場合も試験日の2週間前の頃は、記憶が全く定着していませんでした。
施工経験記述はなんとなく目処が立っていたので、本当に試験が始まる直前まで、ひたすら記憶しながら時間があるときはノートに書いていました。
重要なのは最後まで諦めないことですね。

まとめ

実地試験は学科同様に60点取れば合格です。

私を例にあげると(私は奇数年に受検しました)

・施工経験記述で高得点確保。
・仮設工事は半分取れば良い。
・躯体工事も半分取れば良い。(留意事項)
・仕上げ工事は8問中5問程度正解したい。
・施工管理(工程)は6問中4問正解したい。
・法規は6問中4問正解したい。

これでなんとか合格したいなと思っていました。

仕上げ工事は6問正解、工程は全問正解、法規は3問正解だったと思います。仮設と躯体は半分取れたかそれ以下だったかもしれません。

おそらく施工経験記述が良くて合格できたのは間違いないと思っています。

みなさんも自分の得意苦手分野を把握して、あとは確実に勉強すれば得点が確保しやすい部分に注力しましょう。

躯体工事と仕上げ工事は範囲が広くて、出題予想も難しいのである程度割り切りも必要です。

では本番でも武運を祈っています。

↓実地試験対策の総まとめ

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