令和5年(2023年)1級建築施工管理技士 技術検定のスケジュール

さて、令和5年度に向けて来年度も技術検定向けに充実した記事を作成していきたいと思います。

今回取り上げるのは、令和5年の1級建築施工管理技士  技術検定のスケジュールについてです。

ちなみに2022年(令和4年)の第二次検定を受検した方々の合格発表は令和5年1月27日でしたね。

 

その合格発表が実施された後に、令和5年度技術検定の色んな準備がスタートする感じです。

国土交通省主管の1級技術検定の令和5年度のスケジュール

まずは建築に限らず1級技術検定全体のスケジュールについてです。

国土交通省より引用

多くの方がご存じの通り、1級建築施工管理の技術検定の試験実施団体は(財)建設業振興基金で、電気施工管理技士と同じ管轄です。

全体日程も統一されています。

詳しくは後述しますが、例年と同じような流れとなっています。

第一次検定のスケジュール

まずは『1級建築施工管理技士補』の称号を得るための第一次検定のスケジュールです。

日付 書面申込 インターネット申込
1月13日(金) 1次・2次申込書販売開始
1月27日(金) 1次・2次申込受付開始 1次・2次申込受付開始
2月10日(金) 1次・2次申込受付締切 1次・2次申込受付締切
5月22日(月) 1次検定受検票送付
6月11日(日) 1次検定試験実施
7月14日(金) 1次検定合格発表 当年度1次検定合格者の2次検定受検手数料払込受付開始

過去に1級建築施工管理技士の試験を受検したことのない方(初受験)は、基本的に書面申込となります。

また既に第一次検定に合格して、第二次検定に直行する方も、この2月10日までに申し込みが必須です。

平成15年以降の1級建築施工管理技士の技術検定の申込実績のある方(令和4年試験の場合)はインターネットでの申込が可能になり、必要な書類提出が軽減されます。

 

 

令和5年度(昨年)の1級建築施工管理技士技術検定の試験時間等詳細

令和5年度の受検の手引き(試験実施団体のリリース)

 

受検申請書の記載や、実務を証明するための証明印、学歴を証明する卒業証明書などの書類が必要となるので、仕事がとても忙しい方は早めに準備をすることをお勧めします。施工管理技士の技術検定の重要なポイントは実務経験なので、実務経験証明書などはしっかり丁寧に書きましょう。

第一次検定の試験日と合格発表日は大体例年と同じで、

試験は6月の第二週の日曜日、合格発表は第二週の金曜日となっています。

※1級建築施工管理技士の実務経験の考え方と受検資格についてまとめています。

 

第二次検定のスケジュール

第一次検定に合格すると、まずは『1級建築施工管理技士補』となります。

このまま受検する場合は、次のステップです。

日付 スケジュール
7月14日(金) 1次検定合格発表 当年度1次検定合格者の2次検定受検手数料払込受付開始
7月28日(金) 当年度1次検定合格者の2次検定受検手数料払込受付締切
9月25日(月) 2次検定受検票送付
10月15日(日) 2次検定実施
令和 6年2月2日(金) 2次検定合格発表

合格発表後、上記の通り2週間以内に2次検定の受検手数料の払込が必要なので忘れないように。

そして試験日程については、昨年の流れと同じで、10月第二週の日曜日に試験を行います。

合格発表は例年は1月末なのですが、この年は2月の第一週になってしまいましたね。

 

私も今思い出しても、試験を受けてから3か月余りの合格発表は少々待ちくたびれましたね(笑)

受かって心底ホッとしたのを思い出します。

まとめ

まあ例年通りです。

注意すべき事項は、

・願書は早めに取り寄せて準備した方が良い。
・第一次検定実施後は、自己採点で合格だとわかったら早めに着手すべし。
(覚えた知識は年を経るほど忘れが早くなります(笑))
・独学か通信講座か、専門学校に通うかの判断は早めに。
当サイトは独学での資格取得をサポートを目的として運営していますが、セルフマネジメントが苦手な方、仕事が超多忙で計画的かつ能動的な取り組みが厳しい場合は別の手段を考える事も大切です。
予算や会社の補助などを織り込んで、考えていきましょう。
今年既に発売されているテキストを順次取り上げていきます。
第一次検定の過去問はこちらにまとめています。
第二次検定の過去問及び解答例・解説はこちらにまとめています。
第二次検定の出題傾向と対策はこちらの記事です。(これは令和4年なのでもうすぐ令和5年度向けを準備します)
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