さて、令和6年度の試験スケジュールです。例年と少し変わりました。
令和6年の1級建築施工管理技士や他の 技術検定のスケジュールが例年度どう変わったかをまとめています。
ちなみに2023年(令和5年)の第二次検定を受検した方々の合格発表は令和6年2月2日でしたね。
その合格発表が実施された後に、令和6年度技術検定の色んな準備がスタートする感じです。
うーん、今年の技術検定のスケジュールは教える側からすると少ししんどいかな。
国土交通省主管の1級技術検定の令和6年度のスケジュール
まずは建築に限らず1級技術検定全体のスケジュールについて。
令和5年の第一次検定が実施されたのは6月11日(日曜日)、第二次検定が実施されたのが10月15日(日曜日)だったのですが、
来年度の検定は7月21日(1次)⇒10月20日(2次)と1次と2次の間が1カ月少ない3か月しかありません。
これは受検者も期間が短く大変かもしれません。
個人的な話をすると、当サイトも施工経験記述添削サービスを行っていますが、この期間が短いと受講生が同じ期間に固まるので正直な所ストレスですね。
第一次検定のスケジュール
まずは『1級建築施工管理技士補』の称号を得るための第一次検定のスケジュールです。
日付 | 書面申込 | インターネット申込 |
2月9日(金) | 1次・2次申込書販売開始 | |
2月22日(木) | 1次・2次申込受付開始 | 1次・2次申込受付開始 |
3月8日(金)※ | 1次・2次申込受付締切 | 1次・2次申込受付締切 |
7月1日(月) | 1次検定受検票送付 | |
7月21日(日) | 1次検定試験実施 | |
8月23日(金) | 1次検定合格発表 |
※なお第一次検定のみ受検を新規にインターネットで申込を行う方は4月5日(金)まで申込可能です。
(再受検としての申込は3月8日締切です)
過去に1級建築施工管理技士の試験を受検したことのない方(初受験)は、基本的に書面申込となります。
また既に第一次検定に合格して、第二次検定に直行する方も、この3月8日までに申し込みが必須です。
平成15年以降の1級建築施工管理技士の技術検定の申込実績のある場合は、インターネットでの申込が可能になり、必要な書類提出が軽減されます。
令和6年度の受検の手引きが2月2日にリリースされました。
受検申請書の記載や、実務を証明するための証明印、学歴を証明する卒業証明書などの書類が必要となるので、仕事がとても忙しい方は早めに準備をすることをお勧めします。施工管理技士の技術検定の重要なポイントは実務経験なので、実務経験証明書などはしっかり丁寧に書きましょう。
さて、受検の手引きがリリースされていないので、詳細はわからない部分が多々ありますが、令和6年度以降の受検資格は下記の通りに変わっています。
また試験問題の見直しについてもリリースされています。
第二次検定のスケジュール
第一次検定に合格すると、まずは『1級建築施工管理技士補』となります。
このまま受検する場合は、次のステップです。
日付 | スケジュール | |
8月23日(金) | 1次検定合格発表 当年度1次検定合格者の2次検定受検手数料払込受付開始 | |
9月6日(金) | 当年度1次検定合格者の2次検定受検手数料払込受付締切 | |
9月30日(金) | 2次検定受検票送付 | |
10月20日(日) | 2次検定実施 | |
令和7年1月10日(金) | 2次検定合格発表 |
合格発表後、上記の通り2週間以内に2次検定の受検手数料の払込が必要なので忘れないように。
2次検定は例年の10月第二週ではなく第三週になっています。
また試験は後ろに倒れましたが、合格発表は令和7年1月10日と早いです。(本年度は2月2日なのに)
いずれにしても2次検定は合格発表まで長いので、受かって心底ホッとしたのを思い出します。
まとめ
ということで、令和6年の大きなポイントは、1次検定と2次検定の期間が1カ月短くなったこと。
注意すべき事項は、
・第一次検定実施後は、自己採点で合格だとわかったら早めに着手すべし。
(覚えた知識は年を経るほど忘れが早くなります(笑))
・独学か通信講座か、専門学校に通うかの判断は早めに。