昨年にこんな記事を書いています。
・専門学校を選択するメリット
・施工経験記述は講師により当たり外れはある
・専門学校の演習課題への取り組みが鍵
・決まったカリキュラムの日時に通えるか?
・ビデオ講座と講師の講義はどちらが良い?
専門学校で何が学べるの?
専門学校は資格取得に関してはフルサービス&サポートがついているものだと思います。
その分、メジャーな専門学校の受講料は高いものになっています。
・施工経験記述の対策(添削指導)
・勉強進捗の管理
・出題の傾向と対策の共有
・与えられた課題をしっかりやれるか?
・自分の課題を明確にして、選択と集中が出来るか?
施工経験記述の講師は当たり外れがある?
第二次検定が初受検で一番心配なのはこの施工経験記述が書けるかどうかだと思います。
私は初年度全く記述できませんでした。
専門学校では3-5回程度、課題を提出して添削指導を受けます。
ちなみに私が受講した際の講師は少しご高齢で指導は微妙でした(笑)
施工経験記述をうまく記述するための必要な指導は、個人的には下記のように考えています。
・必要に応じて、うまい記述例を的確に指導してくれる。
・ダメ出しよりも、改善方法を指導してくれる。
こういう講師に当たるとラッキーです。
書き方の基本をある程度指導してくれる場合もあれば、書いたものの添削指導のみの場合もあります。
先ほども書いた通り、私の専門学校通学時の施工経験記述の講師は少しビミョーでしたね。(笑)
なので、多くの解答事例を参考にして自分なりの文章パターンを作る事により、実際の添削指導であまり細かく言われることはなかったです。
あまりに施工経験記述の講師がハズレだと思ったら、他の講師に添削してもらうよう事務局に相談しても良いと思います。
(お高い受講料払ってますからね)
演習課題や宿題の取り組みがきっちり出来るか?
専門学校での第二次検定対策は、毎週課題が与えられると思います。
・主に問題2-問題6対策の演習課題
がそれなりのボリュームで出されます。
- 課題を全てこなしてくる受講生
- 施工経験記述だけをやってくる受講生
- 施工経験記述も穴だらけの受講生
当然①できっちり課題をこなす受講生の合格率が高いです。
施工経験記述の対策が最初の乗り越える課題ですが、問題2-問題5の対策も早めに準備すると最後の追い込みが少し楽になります。
ただし後ほど取り上げますが、ある程度勉強が進んでくると、場合によっては苦手な分野の独学を優先しても良い場合もあります。
仕事のスケジュール調整が必要
『来週から深夜の現場がスタートするので来れなくなります。』こういうの1年に何名か現れます。
仕事でいつ来れなくなるかわからない施工管理マンは、専門学校の選択肢はコスパが悪いですね。
会社が資格取得を優先してくれるケースもあるようですが、難しい会社も多いです。
とてもよくあるパターンです。
専門学校に行くと決めたら、それなりに覚悟して取り組んだ方が良いでしょう。
ビデオ講座 vs 講師の講義の選択肢
最初に結論から言うと、『自分の好きな方を選ぶべし』で良いと思います。
どちらもメリット・デメリットがあります。
・休んでも別の日に受講できる。
・講義は単調になりがちである。
・ビデオ講義ならば通信講座で良いんじゃない?とも思う。
→勉強のモチベーションも上がります。
・講師の経験値により、より適切な指導が受けれる。
・ハズレの講師で何が言いたいのかわからない。(というのも実際にある)
ビデオ講座でも施工経験記述は直接講師の指導があります。
施工経験記述については一つ思ったのは(私の講師時代の経験)
施工経験記述を受講生が書いたものを添削するのですが、
- 添削をして直接指導する受講生
- 添削をして返却するのみの受講生
この2つのパターンがあったのですが、
どうしても顔を見ながら指導する方が、手厚くなりがちです。と言うのも、添削だけでは伝えきれないニュアンスがどうしてもあり、100%に近い指導が非常に難しいということです。
こういう添削のみの場合、
- ある程度のレベルの記述内容であれば、添削のみのアドバイスで修正できるので問題ない。
- 文章の骨格・論理構成を根本的に修正しないと良い解答にならない。→このレベルの場合、添削のみだと難しい。
①ならば添削指導でも良いんですが、②の場合は少し指導側としても消化不良になりがちです。
(一応②の場合、もう解答例でこんな感じに記述すると良いとは指導していましたが)
合格するには最後は自力学習が必要なのは変わらない
専門学校は合格率を引き上げてくれるのは事実です。
ただしそのためには、自分が自宅やその他の時間でどれだけ勉強できるかだと思います。
私も試験3週間前から、
・問題3 躯体工事の施工上の留意事項
(私の受検年はこちらが出題される事が想定されていました)
まとめ
・フィットネスクラブでメニューを設定してトレーニング
・自宅で筋トレ&有酸素運動など
・資格に合格するためには、この程度が理解出来れば合格できるんだとなんとなく肌感覚でわかる。
・なんだかんだと多くの受講生と勉強するので自分も頑張らないとと思う →これが大きいポイントかも
・講師の当たり外れはあると書いたが、学校のノウハウもあり結果的にはなんとかなる感じではある。
・個人的に専門学校通って、試験の傾向と対策を理解できて効率的に勉強できた。
(その頃はネットでも情報は少なかった)
・他の施工管理技士や建築士の資格を所有しており、なんとなく勉強のやり方・コツを理解している。
・自分で情報収集して独学でやるのが好き。
・もうある程度の実務経験と知識はあるよという人。
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