令和4年(2022年)2級建築施工管理技士 技術検定のスケジュール詳細

先日に1級建築施工の令和4年度の技術検定のスケジュールをまとめましたが、今回は2級建築施工管理技士・技術検定の年間のスケジュールです。

※既に令和5年のスケジュールも発表されています。詳細は下記記事を参照ください。

1級と2級の技術検定の大きな違いは、2級の場合、第一次検定が年に2回実施されることですね。

11月に第一次検定と第二次検定をセットで受検する方法もありだし、この6月よりステップを踏むのも良いと思います。
※6月の第一次検定は実施済です。

 

令和4年の技術検定スケジュール

2級建築施工管理技士の技術検定については、第一次検定は年に2回の実施になっています。

前期スケジュール(試験は終了)

日程 書面申込
1月14日(金) 1次のみ検定(前期)申込書販売開始
1月28日(金) 1次のみ検定(前期)申込受付開始
2月10日(木) 1次のみ検定(前期)申込受付締切
5月23日(月) 受検票送付
6月12日(日)  1次のみ検定(前期)実施 
7月 5日(火)  1次のみ検定(前期)合格発表

※残りは7月5日の合格発表ですね。

 

後期スケジュール(11月実施)

1.第一次検定(後期)のみ受検の場合

日程 書面申込
6月21日(火) 1次のみ検定(後期)申込書販売開始
7月5日(火) 1次のみ検定(後期)申込受付開始
7月19日(火) 1次のみ検定(後期)申込受付締切
10月24日(月) 受検票送付
11月13日(日) 1次のみ検定(後期)実施 
翌1月20日(金) 1次のみ検定(後期)合格発表

 

3,第一次・二次検定の場合二次検定のみ受検の場合

日程 書面申込 インターネット申込
6月21日(火) 1次&2次申込書販売開始 1次&2次申込受付開始
7月 5日(火) 1次&2次申込受付開始
7月19日(火) 1次&2次受験申込受付締切 1次&2次申込受付締切
10月24日(月) 受検票送付
11月13日(日) 1次&2次検定実施
翌1月27日(金) 1次・2次検定、2次のみ検定合格発表
  • 申込用紙は3種(①1次・2次、②1次のみ、③2次のみ)に分かれている。
  • インターネット申込は、再受験者(1次のみ試験申込者は除く)方が申込みできます。
    (インターネット上で申込手続は全て完了のため 受験願書の購入は一切不要)

願書の販売及びインターネット申し込みが来週6月21日(火曜日)より開始されます。

申込の締め切りは7月19日(火曜日)です。まだ1か月先ですが、うっかり忘れないようにしましょう。

⇒私はその昔、やらかしかけた事があります(笑)

 

合格発表は、

第一次検定のみ:               令和5年1月20日(金)
第一次・第二次検定&第二次検定のみ:     令和5年1月27日(金)
ですので合格発表後に、
  • 二次検定に合格したので、1級の第一次検定で技士補の資格を受ける。
  • 二次検定に不合格だったので、来年は2級第二次検定から受検。
  • 一次検定が不合格だったので、来年は2級第一次検定から受検。
という意思決定が問題なく出来そうです。
ちなみに

ちなみに昨年度(令和3年)の試験制度の改正により、

・1級受検資格の見直しがあり、2級第二次検定合格者は、1級受検に必要な実務経験を積む前に1級第一次検定を受検可能です。⇒技士補になれる。
・この場合、1級建築施工管理技士の第一次検定合格後、1級受検に必要な実務経験を積んで受検資格を満たしたのちに、1級第二次検定に臨むことになります。
1級技士は実務経験を満たしてから

詳しくは下記の国土交通省のリリースを確認してください。
国土交通省HPより引用

また2級電気工事の施工管理技士技術検定と建築は全く同じ試験日程になっています。(試験実施団体が同じである)

 

試験内容について

第一次検定について

50問出題されて40問の解答が必要です。(24問正答すれば合格)

こちらの過去問の記事を参照してください。

昨年度(令和3年度)よりの試験制度の改正に伴い、50問中4問が施工管理法の応用問題となっており、四肢二択の問題になっています。
(それ以外はすべて四肢一択)

ただ既に昨年度の6月・11月と今年の6月と計3回実施されているので対策は可能だと思います。

基本的な取り組みは過去問の反復ですね。

ちなみに2級の第一次検定は、実務・学歴に関係なく満17才から受検可能です。早めにこの資格取得をして実務経験を積んでから第二次検定に進むことも可能になっています。

第二次検定について

こちらは、まだ2021年度版の記事で最新版のアップデートは済んでおりませんが、

出題の傾向をまとめた下記記事

8年分の過去問をまとめたこちらからチェックしよう
まずは第一次検定と第二次検定の問題のレベルを把握しましょう。
昨年度の第二次検定の施工経験記述の問題は、例年の出題の流れ(出題ローテーション)が変わりました。2級建築施工の技術検定も今まで以上の取組みが必要だと実感させられた試験でもありましたね。

まとめ

2級建築施工管理技士補は資格として大きな効用はありませんが、

  • 実務経験が不足している段階での第1ステップとして。
  • 少しずつ勉強して段階的にステップアップする手段として。

資格取得を進めるのも良いのではと思います。

2級の第一次検定のみの受検であれば、独学での勉強も進めやすいと思います。

私はある程度のキャリアを積んでいたので、2級建築施工を経由せずに1級建築施工技士の技術検定を受検しましたが、4階層の資格になって、段階的に無理をしないステップアップは若い時からの勉強習慣にもつながります。

そして2級建築施工管理技士の第一次検定を合格する力があれば、1級建築施工管理技士の第一次検定の勉強はとても楽になると思いますしね。

 

またこの業界は資格取得とは別に、実務経験を積みながらのある程度の学びは必要だと個人的には思います。

 

次回は、2級建築施工管理技士の受検の手引きをさっくりまとめた内容をアップデートしていきたいと思います。

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