月日が経つのは本当に早く、本年度の1級建築施工管理技士 第一次検定まであと1ヶ月です。
みなさん、勉強は順調でしょうか?
私が受検者の際は、知識不足を自覚していたので3か月前から取り組みましたが、まだ準備不足の方でもまだまだ間に合います。
まあ気休めに読んでもらえれば幸いです。
現在の自分の位置(進捗)を客観的に知っておく
まず今後の1ヶ月を有効に過ごすために、そして合格するために、
まずは自分の現在の立ち位置をしっかり理解しておきたいところです。
さて、令和5年度版の1級建築施工管理技士・第一次検定に合格するための勉強法について、今回は考えたいと思います。 令和3年の第一次検定は例年と比べて合格率が低め、令和4年の第一次検定の合格率は46.8%と高め[…]
私が受検の際は下記のスケジュール感で取り組んだように思います。
2, (第2期間)4月中旬〜5月中旬 出題想定範囲の知識の記憶定着期間
3, (第3期間)5月中旬〜試験日迄 過去問反復期間
B, 理解度は半分前後(25-35問)
C, ほぼ全て勘で解いて、内容はわかっていない。
Aの人は
そして手落ちのないように(施工管理法の応用問題対策)
・仕上げ工事の問題
ここに特に重点を置いて、自信を持って試験に取り組んで頂きたいと思います。
Bの人は
こちらもまだ記憶が定着していないものの、もう一息、1ヶ月もあれば十分に仕上がります。
引き続き継続すれば間違いなく合格出来ます。
→理解できない分野については、自宅でテキストの読み込み、動画閲覧、通信講座を視聴
・施工管理法の応用問題の演習。
2周目 → 7日(1日82問) 間違ったところ、理解不十分な部分の解説はよく読む。
3周目 → 6日(1日約95問) 上に〃 ※過去2回で理解したところはスキップする。
4周目 → 5日(1日115問) 上に〃
Cの人は
まず、専門学校に通っている方は、至急、その講師の指導に従いましょう(笑)
通信講座で勉強している人は、
- 全ての講座を聞く(視聴する)
- 苦手分野は通勤時も活用して学ぶ。
- ある程度理解した分野から過去問にシフトする。
①は主に最初の2週間で、③は出来れば日々の通勤時間を活用して1か月間継続したい取組みですね。
- 過去問演習をしながら、詳しい解説で理解できる。
- 自信のない分野は動画視聴(YOUTUBE)で補う。
- 重点分野をテキストを読みながら理解する。
- 以上を2週間で死に物狂いで頑張る(笑)
第一次検定に合格すると『技士補』になるということ
受検者の心得として、今年の試験が昨年までと大きく異なるのは、この見出しの通りです。
監理技術者ではないものの、監理技術者補佐になる資格が得られます。
令和3年に書いたこの記事を令和4年向けにアップデートします。 令和3年度より、施工管理に関する技術検定の試験・資格制度が変わり予定通り第一次検定及び第二次検定という名称で実施されました。 大きなポイントは『施工管理技士補』という新し[…]
令和2年までは、
『学科試験に合格したけど、実地試験に2度落ちた』ら、また学科試験から再スタートです。
ところがこの新しい試験制度は、
『第一次検定に合格したら施工管理技士補になり、施工管理技士になるには第二次検定を受検して合格する』という仕組みです。
つまり第一次検定から再スタートする必要がありません。
そして上記の資格制度の見直しにより試験制度も、その合格基準は、
・第一次検定(全体) 得点が 60%
(施工管理法(応用能力)) 得点が 60%
・第二次検定 得点が 60%
と国土交通省が定めており、
これを読み取る限り、第一次検定の施工管理法(応用能力)問題でも60%正答する必要があるように思います。
問題としては、選択肢が5問用意されて2問選択する必要がある(五肢二択)、というように少し慣れが必要です。
1年に1度の資格試験です。ぶっつけ本番はとっても危険ですよ。
現在、勉強が遅れている人は特にその点において手落ちのないようにすべきですね。
まとめ
資格取得に限らず、勉強というのは最初はなかなか成果が出ません。
特に知識が不足している分野については理解するのに時間を要します。
ただそれを毎日継続して繰り返すことによる反復効果が、最後の期間で大きく伸びます。
- 問題の慣れで、なんとなく怪しい選択肢がわかるようになる。
- 何度も同じ内容の文章が出題されている。
- 明確にわからなくても消去法で正解が導き出せるようになる。
では引き続き勉強頑張ってください。