(2022年)1級建築施工管理技士第二次検定(旧実地試験)の配点を予想してみる

資格取得を決意するまで、建築全般の施工管理のプロでもなんでもない私が、この1級建築施工管理技士の実地試験(現在は第二次検定になっている)はとんでもなく大変そうだと思っていました。

マークシート式の第一次検定と異なり、多くの分野(特に躯体工事)で知識のない私が記述問題を解くにはどれくらいの勉強時間が必要か全く見えませんでした。そんな先の見えない取り組みの中で、光明が見えたのは施工経験記述がある程度書けるようになり、このままこれを得点源として進める事が出来そうだと確信できたからです。

施工経験記述で高得点を取れば、他の問題はあとどれくらいの出来ならば合格出来るのかを自分なりに分析して、少し気分が楽になり最後の追い込みにも繋がりました。

 

本記事のポイント

・第二次検定の配点(推定)
・配点計画を立てて合格への道を作る。

配点は正しいかわかりませんが、おそらく大きく外れてもいないと思います。

 

問題構成(出題は例年6問)

もう問題構成については他の記事でも繰り返し書いていますので、簡単に。

令和3年の第二次検定に基づく問題構成に修正しました。

  1. 施工経験記述(工事概要と大問1.2)
  2. 仮設計画・安全管理(記述の留意事項3問×2)
  3. 施工管理・工程(6問)
  4. 躯体工事(留意事項4問×2)
  5. 仕上げ工事五肢一択の正誤問題が8問)
  6. 法規(法規3問×2)五肢一択

推測ですが、令和4年

仕上げ工事・・・留意事項
躯体工事・・・・五肢一択の正誤問題
になるんではないでしょうか?(保証は出来ないが)

 

ちなみに上記の出題内容の傾向と対策については下記を参照。

 

配点予想

※この記事の初稿は令和2年、そこから随時記事をアップデートしていますが、配点の数値は従来通りのままです。

 

では上記6問についての私なりの配点予想をしてみます。

問題 出題 問題数 予想配点
問題1 施工経験記述 工事概要+大問2 32
問題2 仮設計画・安全管理 3問×2 12
問題3 施工管理(工程) 6問 12
問題3 躯体工事 4問×2 又は8問 16
問題4 仕上げ工事 4問×2 又は8問 16
問題6 建築法規 3問×2 12
合計 100点

ざっとこんな感じです。いつも、施工経験記述の配点は30%-40%と私は言っていますが、精査すると上記のような感じですね。

では具体的に個別に考えてみたいと思います。

問題別配点

問題1 施工経験記述(予想配点32点)

1級建築施工管理技士 第二次検定において一番重要な問題はこの施工経験記述であることは間違いありません。学科試験は建築全体の一般的知識が求められるのに対して、1級建築施工管理技士や監理技術者にふさわしい実務経験を有しているかという事が、実地試験の大きなポイントです。

この資格試験は学歴などをベースに必要な実務経験を設定しています。それに加えて、『1年以上の指導監督的実務経験を含む』ことが受検資格になっています。ですのでこの経験記述が書けないという事は、実務経験及び指導監督的実務経験がないと判断され、不合格になると言って良いでしょう

まず工事名・工事場所・工事の内容・時期・あなたの立場をきっちり記述をして得点を積み重ねる。(5-7点くらい?)

そして1は、上記の内容に応じた経験記述(15-20点程度)

2は、工事概要に限らない経験した工事や、取り組みについての記述(8-12点程度)

と言った感じでしょうか。

問題2 仮設計画・安全管理(配点予想12点)

この問題は例年、

  • 仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項の留意点を2つ → 3問
  • 災害の発生するおそれのある状況や作業の内容と災害を防止するための対策を2つ → 3問

上が仮設計画、下が安全管理の問題として、毎年交互に出題されています。

昨年度の令和3年度の場合で言えば、

  1. 仮設ゴンドラ
  2. 場内仮設事務所
  3. 工事ゲート(車両出入口)

をそれぞれ2つの留意点を記述する問題でした。例年、合計6つの記述の必要があります。

計6問×2点=12点

白紙は避けて、とりあえず1点でも狙って取りたいところです。

 

問題3 施工管理・工程(配点予想12点)

次に工程に関する問題です。ここ最近5年間の出題はネットワーク工程となっています。問題数は3-4問と年度毎に少し異なりますが、その中で実際に解答する数は6問と同じになっています。

令和3年の場合、

  1. 作業A4,B4及びA8,B8の作業内容(2つ)
  2. フリーフロート
  3. 空欄に数値を埋める(2つ)
  4. 総所要日数

令和2年の場合、

  1. 作業A4,B4の作業内容
  2. フリーフロート
  3. 総所要日数及び工事完了日(2つ)
  4. 空欄に数値を埋める(2つ)
上記の通り、解答が必要なのは計6問なので、6問×2点=12点と予想した。
ここはネットワーク工程の概念を理解した上で、確実に理解するようにして満点を目指したいですね。

 

問題4躯体工事 問題5 仕上げ工事(配点予想各16点)

次に躯体工事と仕上げ工事についてです。この2つは傾向と対策でも記載している通り、出題方式が交互です。

令和3年(2021年)
・問題4 躯体工事・・・施工上の留意事項2つ×4問(計8問)
・問題5 仕上げ工事・・不適当なものを五肢から一つ選んで解答(8問)
令和2年(2020年)
・問題4 躯体工事・・・不適当なものを探し、正しい語句数値を記述する×8問
・問題5 仕上げ工事・・施工上の留意事項2つ×4問(計8問)
このように偶数年・奇数年と出題方式がそれぞれ交互に異なっています。しかしながら、回答する問題数は合計8つなのは同じ。
問題3・問題4ともに、8問×2点=16点と予想します。

問題6 法規(配点予想12点)

最後は法規の問題です。法規はここ何年か出題されるものが固定されています。

  1. 建設業法
  2. 建築基準法施行令
  3. 労働安全衛生法

問題は3問で上記の順番で出題され、それぞれ2つの空欄に正しい語句を五肢から一つ選んで解答します。

3問×2つで合計6問。6問×2点=12点

 

以上計6問についてまとめましたが、

2〜6問は全て1問×2点で計算すると、問題1の施工経験記述が32点になったというのが私の予想です(笑)

ただ問題3の躯体工事、問題4の仕上げ工事で交互に出題される五肢一択の問題を1点×8問とすると、合計8点になります。その場合、問題1の施工経験記述が40点になるとも考えられます。

※一応、施工経験記述を32点40点両方で検証しておいた方が良いかもしれません。

自分の合格のための得点計画

この配点を想定する意義は、自分なりの合格パターンと重点学習のポイントを押さえるためのものです。この記事に限らず、書籍やネットでも配点を記載しているものがあるので、自分で納得したものを選択しても良いでしょう。

私も資格取得の際、自分でシナリオを描いてみました。(最低60点確保するイメージ)

問題 目標 配点
1 経験記述 26 32
2 仮設・安全 6 12
3 躯体工事 8 16
4 仕上げ工事 8 16
5 施工管理 6 12
6 法規 6 12
合計 60 100

自己分析として、

  • 合格するためには施工経験記述で高得点を取るために記述の演習を繰り返す
  • 1の経験記述が書けるようになれば、他(2-6)は50%書ければ良い。
  • なので問題2〜6は過去に出題された問題への取組みにフォーカスしよう。⇒あまり色んな勉強に手を出さない。

このように考えて勉強に取り組みました。

※60点取れれば良いという計画ではなく、最悪これでも何とか合格出来るぞ、という心の安心のために当時私は活用しました(笑)

第二次検定試験対策もやり始めると、ここも覚えないと、そこも出るかもと思い出すとキリがありません。

ですので、まずは施工経験記述で確実に高得点を取る。(可能ならば限りなく満点に近い点数を取る)

そしてそれ以外の分野は、あくまでも過去問と第一次検定の知識の取り組みを中心に行い、過去に出題されたものは確実に得点につなげるようにしておこうと決めました。

施工経験記述だけはどうしても苦手だ、と言った場合は他の戦略も立てないといけませんね。いずれにしても資格取得は、特に仕事が忙しい人々は情報を正しく収集して効率的な勉強方法を確立することが何よりも重要です。

実際には問題2~6は結構目途が立っているから、施工経験記述は破綻しない程度で及第点を目指そう、という方もいますので、ここは人それぞれの得意不得意で考えると良いと思います。

まとめ

問題2~6は各問題について2点の配点と考えた時、文章記述での留意点は、

・漢字の誤字や明確な誤りを避ける。
・施工上の数値などの誤りに気を付ける。

各記述問題が2点の場合、誤字や数値の誤りで確実に1点を減点されるときついですね。

数値を記載する上で、数値の記憶が曖昧な場合は、『所定の数値』と記載して逃げても良いと思います。(内容にもよるが)

 

私の講師経験から言うと、

・文字が読みやすく、誤字の少ない人は平均的にミスが少なめ。
・誤字がある人は、試験内に結構な誤字が見つかる人が多い。
と感じています。ミスを減らす丁寧な取り組みも必要だと思います。

第二次検定対策は法人向けにも資格取得のサポートを提供しています。

 

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